テレポーテーション可能な彼らと対峙するには、トラップが必要だ
モーションの無駄を削ぎ、ターゲットの虚をつく初速度で掴みかかるも、霞みだけが虚しく手のひらに残る。同様の初速度で手刀を振り下ろすも、親指以外の4本指が鈍い音を吸い込みじんじんと痛むのみ。
彼らはテレポーテーションの如き俊敏さで私の攻撃をかわす。挑戦的に不規則に視界に線を引いてくる。私を翻弄し、きっと嘲笑している。悔しい。朝パスタを食べた後の血糖値上昇ぶりぐらい急勾配で、苛立ちボルテージが高まる。
コバエだ。
不衛生に暮らしている証をnoteの海に晒すようで恥の極みかもし