【日記】2020.05.27(アイディアメモ04-②)

前回の記事はこちらです!

今回は、続きを書いていきたいと思います。

▼足し算・引き算の階段

小学校低学年での大きな学習項目のひとつとして、やはり、足し算・引き算が挙げられると思います。この「計算ができるようになるかどうか」は、おそらく子どもたちのその後の学習において、とても大切なポイントになるのでは?と思っています。

企画立案当時の私は、子どもたちの「計算ができた!」を増やしたいと考えていて、どうすれば計算ができるようになるのか、を落とし込んでいきました。

まず最初に、以下の図のように、「学習の階段」を可視化してみました。

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足し算・引き算の学習までを大まかにブレイクダウンすると、私個人としては、以下のような3つの学習フェーズに分類されると考えました。

1. 数の概念
2. 数字かぞえ
3. 足し算・引き算

そう捉えた時、「2」の数字かぞえを見て、あることに気付いたのです。それは、「数字かぞえって、1から数えるものばかりかもしれない」ということでした。

そう思って、市販のドリルや既存のアプリを、ザッと調べてみました。すると、予想通り、だいたいが「1から数えるもの」ばかりでした。(もちろん、そうでないものもありました)

この学習を反復してきた子ども達は、基本的には「1から数える」ということが身に付くと思います。そしてだいたいの子は、こうした「1から数える」練習を通しながら、数の概念の知識も相まって、自然と、数の途中からでも数えられるようになるのかもしれません。

でも、そうならない子どもも居ます。つまり、「1から数える」ことが染み込み、それにとらわれ過ぎてしまうことで、数の途中から数えるということが困難になってしまう子どもです。(ちなみに私の息子が、まさにそうでした)

▼数字かぞえの練習に特化

計算するとき、頭の中で無意識に「1以外から数える」ことが発生していると思っています。例えば、「11+4」であれば、11に4を足すということで、11から数え始める、という具合です。(人によっては、4を基準に考え始める場合もあるでしょう)

これを踏まえると、計算が苦手な子どもと言うのは、もしかしたら「1から数えることにとらわれ過ぎていて、それ以外のパターンで考えることが難しいのでは?」と仮説を立ててみました。ともすれば、ここを訓練することで、少しは計算がやりやすくなる可能性があるのではないかと。

もちろん、私はこの辺りの専門家ではないので、この仮説が正しいとは限りません。子どもによっては、計算が苦手という理由がもっと別の所にある可能性も、もちろんあります。

でも、あまりここに着目したアプリが無い以上、やってみる価値はあると思いました。きっと、このアプリが力になれる子ども達がいるはずだと。

こういった経緯から、「1からだけではなく、数の途中から数える事を練習できるアプリ」を制作したいと考え、企画したのが、今回の「数字かぞえ」のアプリになります。

・・・と、長くなりましたが、前置きがようやく終わりました。今回、本編の企画を書こうと思いましたが、それは次回にします。。。申し訳ございません。

ぜひ、次回も読んでいただけると嬉しいです!

ありがとうございました。

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