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#読書
病気の友だちと介助犬と『おいで、アラスカ』
てんかんの患者さんを支える介助犬が
飼い主と元飼い主の狭間でどんな選択をするのか
スリルある展開に心奪われつつ、一気に拝読
介助犬やてんかんの知識はもとより
SNSの怖さや
上手に使いこなした際の威力についても盛り込まれており
楽しみつつ学ぶことができる
が、それ以上に
病気や障がいを抱える友だちと
どう接したらよいか
深く考えさせてくれる本
また素敵な本に出会えた
芸術の秋にこの1冊『アドリブ』
イタリアの国立音楽院に通うユージは
進路に悩む15歳
10歳の夏にフィレンツェの大聖堂で
同音楽院の生徒たちの演奏を聴き
フルートの音色に魅せられて以来
フルートを学ぶことを決意したのだった
ユージにはきっと芸術的センスがあるのだろう
とりわけ音楽や美術の道には
生まれもった才能が不可欠だと信じる私は
主人公がとても遠い存在に思えた
ところが
音楽院の入学試験に
フルートすら持参せずに挑ん