助成金額の算定方法を大幅に簡素化、さらに助成金額の計算が変わります。
5月13日に厚生労働省からリーフレットが公表されました。
今回はリーフレットだけで詳しいことは5月19日に発表になるそうです。
リーフレットの内容
1.実際の休業手当額による助成額の計算
雇用調整助成金の助成額は、これまで「平均賃金額」を用いて算定していましたが、小規模事業主(従業員が概ね20人以下)は「実際に支払った休業手当額」により算定できるようになります。
実際の休業手当額による助成額の算定
「助成額」= 「実際に支払った休業手当額」×「助成率」
2.休業等計画届の提出が不要に
申請手続の更なる簡略化のため、休業等計画届の提出を不要とし、支給申請のみの手続とします。
※ 休業等計画届と一緒に提出していた書類は、支給申請時に提出します。
3.平均賃金額の算定方法の簡素化
①「平均賃金額」を「源泉所得税」の納付書で算定できます
平均賃金額の算定は、これまで「労働保険確定保険料申告書」を用い
て算定していましたが、「源泉所得税」の 納付書により算定できる
ようになります。
一人当たり「平均賃金額」 = 納付書の「支給額」÷「人員の数」
②「所定労働日数」の算定方法を簡素化します
年間所定労働日数は、これまで過去1年分の実績を用いて算出して
いましたが、休業実施前の任意の1か月分をもとに算定できるよう
になります。
「年間所定労働日数」= 「任意の1か月の所定労働日数」× 12
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