見出し画像

雇用調整助成金を不正受給した先に待ってるものは地獄しかない!

✅雇用調整助成金の不正相次ぐ(NHKニュースより)

新型コロナウイルスの影響などを受けた企業が雇用を維持するために利用できる「雇用調整助成金」の不正な申請や受給が相次ぎ、全国で少なくとも58件、2億6000万円余りに上ることが分かりました。
厚生労働省は「悪質な場合は刑事告発することもある」としています。
(NHKニュースより)

✅雇用調整助成金を不正受給したらどうなるのか?

助成金を不正受給した場合は事業主の名称、代表者氏名、事業所の名称、所在地、概要、不正受給の金額、内容について各都道府県の労働局で公表されます。

さらに以下の措置が取られます。
1 既に支給を受けている場合、支給した助成金の返還(延滞金が付加されます。)
2 既に支給を受けている場合、返還額の20%の額を請求
3 雇用関係助成金について、5年間の助成金不支給措置
手段が悪質な場合などは、刑事事件として告発することがあります。

不正受給を行った会社は新聞やニュースに取り上げられることになり社会的信用が失墜します。こうなると不正を働いた会社ということで取引停止になります。社会的制裁も受けて会社は倒産するでしょう。

画像1

✅不正受給はばれる

新型コロナウィルスの影響により資金繰りが厳しくなり雇用の維持ができなくなるために雇用調整助成金を利用しなければならなくなっている会社が多くあります。

会社が倒産しないために休業させたとして裏では少しでも売り上げをあげるために仕事をするという不正をする会社も出てきています。

不正受給なんてばれやしないよ
みんなやっているから少しはいだろう・・・

そう思っている会社は今すぐ不正はやめてください。不正は必ずばれます。
ばれる理由としては

・辞めた社員が密告する
・周りの会社からの聞き取り調査
・帳簿などの書類の確認

他にも色々ありますが、不正をするということはどこかで不正を隠すための処理をするためにどこかに歪みが出ます。不正は必ずばれます。

不正をしていた会社で相談が相次いているそうです。

東京・渋谷区の法律事務所には「雇用調整助成金を不正に受け取ってしまったがどうしたらよいか」などといった相談が、去年12月ごろから相次いでいるということです。
法律事務所の代表の上原幹男弁護士は「新型コロナの影響が長引いていることもあり、会社の資金繰りが厳しくとにかくなんとかしたいとして不正な申請を行うケースが増えている。各地の労働局が本格的な調査に乗り出しており不正の発覚はさらに増えるのではないか」と話しています。
(NHKニュースより引用)

そんなに不正してびびるなら最初からやるな!

雇用調整助成金はみなさんが支払っている雇用保険料を財源としています。だから助成金を不正に受給するということは国をだましているということです。

国をだまして会社を守っても地獄しかないですよ

画像4

画像2

🌻サイトマップ(全記事リンクによる一覧)
🌻業務一覧(当事務所が取り扱っている業務)
🌻お仕事のご依頼(全国対応可能)
🌻プロフィール

🌈お知らせ(当事務所のお知らせ、法改正等)
🌈セミナー情報


🍊Twitter(フォローお願いします)
🍊LINE公式アカウント(問い合わせ)

画像3



よろしければサポートお願いします。会社に役立つ情報を書いていきます。