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ソフトウェアファースト第2版:あらゆるビジネスを一変させる最強戦略

こんにちは、広瀬です。

今回は、外資コンピュータメーカー時代の後輩社員、及川 卓也氏が書いた本の紹介をします。

ソフトウェアファースト第2版:あらゆるビジネスを一変させる最強戦略

著者は、長年の外資IT企業での経験を通じて、日本企業の国際競争力低下に強い危機感を抱き、日本企業のDX推進支援に尽力してきました。初版『ソフトウェア・ファースト』では、「ソフトウェアファースト」という概念、すなわちITの本質であるソフトウェアを自社の武器とする「手の内化」の重要性を説き、大きな反響を得ました。しかし、依然として多くの企業がDXの本質を理解していない現状を憂慮し、この度、第二版を執筆するに至りました。

第二版では、現代社会における「体験のサービス化」の加速とAIの進化を踏まえ、ソフトウェアファーストの意義を再定義しています。成功企業と失敗企業の比較、コロナ禍がもたらした変化、行政のDX推進の取り組みなどを分析し、DX成功への道筋を具体的に提示します。さらに、ソフトウェアファースト実現のための具体的なステップとマネジメント、必要な開発技法、組織と人材育成についても詳細に解説しています。本書を通して、日本企業がソフトウェアを真に活用し、再び世界をリードする存在となることを切に願っています。

現在、以下のサイトで「はじめに」と「目次」が公開されていますので、私がとやかく言う前に「はじめに」を読んでいただければ、この本が如何に日本の成長を思って書かれているか、ご理解いただけると思います。

著者、及川卓也氏の経歴は以下のとおりです。

及川卓也 (おいかわ・たくや)

大学卒業後、DEC(ディジタルイクイップメントコーポレーション)でソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタートした後、マイクロソフトでウィンドウズの開発を、グーグルでプロダクトマネジャーやエンジニアリングマネジャーとしてさまざまなプロダクト開発を指揮。その後、スタートアップを経て独立。2019年1月、テクノロジーにより企業や社会の変革を支援するTably(テーブリー)株式会社を設立。

Amazonのサイトより抜粋

「はじめに」の最後の段落に書かれている、著者の気持ちを載せておきます。

 IT業界のチコちゃん改め、IT業界のマツコ・デラックスさんを標榜し、端的にこうしろ、ああしろと言いまくることも考えましたが、それではまた思考停止に拍車をかけるだけです。ならば、最新状況を踏まえて、ソフトウェアファーストに踏み出していただくために、そして、すでに踏み出している人々の背中を押して勇気を与えるために、この第二版に思いの丈を綴(つづ)ることにしました。

 本書が読者の皆様個人、あるいは所属組織の真のDXを推進するためにお役立ていただけることを願っております。

「はじめに」より抜粋



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広瀬 潔(HBR Advisory Council Member)
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