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週に1度、日常をすべて忘れに映画館へ行くという新習慣

新しい自分との決め事に、週に1回は映画館にいくというのがある。

今週は、横浜流星くんが観たくて『嘘喰い』。
先週はエモさに浸りたくて『ちょっと思い出しただけ』。松井監督、さすがでした。
その前の週は、公開日に行こうと決めていた『ウエスト・サイド・ストーリー』。レイトショーで決めてきた。
その前の週は『前科者』。期待していった架純ちゃんも剛君もよかった。磯村くんまでいて、ひよっこ好きすぎたからちょっとときめいてしまった。

こんな感じで、その週に一番観たいものを直感的に決めて観ている。これがなんだかとっても良い。基本行き当たりばったりで過ごしているので自分ルールなんてほぼないに等しいけれど、自宅ではなく、あえて映画館に週一でいくことを決めた自分はちょっとえらいと思っている。


わたしにとって映画館は、フロー状態になれる唯一の場所かもしれない。

考え事をしているかどうかを意識することもないほど、毎日頭のなかはいろんな言葉で埋め尽くされている。

今日読んだ本のフレーズ。
だいすきなスーパーアイドルのこと。
今日と明日の取材予定。
友達へのLINEの返信。
やりたいやりたいと思っているのに先延ばしにしてしまっているアレ。
提出締め切りまでの残り時間。

ぼんやりしているときも、テレビをみているときも、いつも2つ以上のことを一緒に考えている気がする。新しいことを考えるのが好きなので、逆に集中することはきっととっても不得意なんだ。

そんなわたしが、目の前のこと1つだけに集中できるのが映画館だ。

あの暗さ。静かな空間。基本手元から30㎝以内に置いているスマホも、ここではさすがにバッグの中に封印する。

できるだけ人が少ない時間に、周りに人が少ない前方の席を好んで選ぶので、視界いっぱいに広がる大きなスクリーンに映し出されるものにだけ集中すればいい。今の忙しすぎる世界で、最後に残った集中空間なんじゃないかと思う時もある。

本を読んで知識欲を満たすのも好きだし、スーパーアイドルにあってひたすらときめく時間もすき。気の置けない友達と、ひたすらおしゃべりし続けるのも。
こういう時間ももちろん必要だけれど、思考を制限して頭を空っぽに近くする時間が必要なのよねきっと。


映画を観ている時間ほどは、ただただ「観る」に集中する。
気になったことを検索もしないし、これは! と思ったワードをメモすることもしない。
頭に浮かんだ思いつきも、次の瞬間には流れてしまう。
こんな時間を約2時間も過ごすと、瞑想効果があるようで映画館を出るときには頭がとてもすっきりしている。
週に1回、情報をただただ受け取るだけの状態を味わうのが、今のわたしのリフレッシュ方法なのかもしれない。


最近忙しくて…という人は、なんとか隙間時間を見つけて映画館にいってみてはいかがでしょう。きっと私たちに必要なのは、「ただそれだけに集中する」という時間なんだ。

来週は何を観ようかなー。

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