賢くなりたい?そんなあなたにオススメの1冊
こんにちはー。
もう年末ですね、季節のない国に住んでいるとシーズンがないだけに、1年がびっくりするくらい早く過ぎていきます。
ところで、皆さんは賢くなりたいですか??
僕は、なりたいです。笑
周りから頭が良いって思われたいとか、勉強ができるようになりたいとか、そういう理由ではなくて、、、
仕事、人間関係で上手くいかない時、もしくはお金やキャリアプランで悩んだ時に、
正しく課題を把握して、正しく解決に導ける力って、
大事じゃないですか。
それができる人って、
この人についていったらなんか乗り越えられそうな気がする。
この人ならなんとかしてくれる。
って、周りから思ってもらえると思うんですよね。
近頃、チームを勝たせたいと思うようになり、勝たせようと思ったら勝つまでの道筋を示さないといけない。
そう、思うようになりました。
読者の皆さんの中にも、そう思われる人は多いはずです。
そこで、今日は最近で一番役に立った本。
『武器としての図で考える習慣-「抽象化思考」のレッスン』(著:平井孝志)を紹介していきます。
このブログが少しでも、
賢くなりたい!!
という読者皆さんのきっかけになれば幸いです。
”賢い人”とは??
皆さんにとって、”賢い人”の定義とは何でしょうか。
IQが高い人、要領良く話す人、わかりやすい人、他の人と違う見方をする人、等々。
いろんなイメージがあると思います。
僕は、本質的な課題を正しく捉え、その解決策も含めて周りにわかりやすく伝えられる人。だと考えています。
一方だけではだめです。
本質的に思考できても、周りに伝えられなければ人は動きません。一方で、わかりやくても本質的でなければ相手は納得しません。
それが、僕の賢い人の定義です。
そして、その力を身に付けるために必要な力が”図で考える力”です。
なぜ、図で考えると賢くなれるのか。
皆さんも、受け手としてプレゼン等を聴く時に、この人わかりやすいなぁと思う人いませんか??
僕の場合は、だいたいそういう方は、文字数は少な目で図を使って説明している人です。
本書でも、
と、述べられています。
図で考えることは思考のOSと本書には書かれています。
なぜ、図で考えると本質的思考力、整理力が身に付くのか。
①余計な情報がそぎ落とされる。
②関係性が見える化される。
③全体図を俯瞰できる。
④自分で書くことによって、自分自身と対話し、思考が深まる。
といったところが主な理由です。
今は、僕らはグーグルマップに頼りまくってますが、仮に皆さんが最寄の駅から自宅までの道のりを書く場合何を書くでしょうか。
①余計な情報は書かないはずです、曲がり角にある目印の建物のみを記載します。
②③関係性が見え、全体図がわかります、最寄の駅からどちらの方向性に行くのか、自宅と駅の関係性と全体図が見えます。
④自分で書くことによって、改めて思考が深まります。普段何も考えず歩いている道のりについて、再度考えることになります。
図で捉える、図で書くという行為は、
自分に①から④の思考を訓練することにつながり、それが結果として本質的思考力*整理力につながっていきます。
田の字の図で考えてみる。
本書では、ピラミッド、矢バネ、ループ、田の字など様々紹介されているのでが、ここではその中の代表格のひとつ田の字を紹介していきます。
例えば、noteを毎日更新したいけどできない。
こんな課題があるとしましょう。
まずは、理由を書きだしていきます。
こんなところにしましょう。
どうやら、物理的な制約(時間)、モチベーション(動機付け)の課題がありそうです。
これを田の字の2軸で考えていき、以下のようにマッピングしていきます。
だいぶスッキリしましたね。
まずは、自分がどこのポジションで悩んでいるのかを把握します。
当然、第1象限に行きたいわけですが、自分がどのポジションにいるかで解決策は変わっていきます。
仮に、赤字で記載した第4象限が理由だった場合には、
毎日更新グループに入会する、同じように毎日更新する人の記事を見に行き、LIKEして友人になる。
もしくは、すぐに稼げる、かつ自分の特技が活かせる副業に切り替える。
等が解決策になります。
仮に、第2象限が理由だった場合は、
毎日更新に拘らず、週3回でスタートしてみる。
というように解決策が変わってきます。
第3象限の場合は、どのように第1象限に行くのかの道筋を考えてみるのが良いかもしれません。
まず、時間を確保したいのであれば、やる気のある朝の時間にまずはNOTEを書いてから出勤する。(上方向に進む)
やる気から確保したいのであれば、仕事で擦り減らないようにワクワクする仕事を週の中で確保し、その内容をNOTEに書く。(右方向に進む)
といったように理想の状態に行きつくために、何をすべきかかなりクリアに見えていきます。
逆に、これを箇条書きで書いてみましょう。
これですと、自分がどこにいて何で壁にぶつかっていて、どうやって問題を解決すべきか、わかりずらいですよね。
図の方が遥かにわかりやすい。図で考える事で、
本質だけが残り、課題の特定と解決のための全体感と関係性が明らかになる。
そのため、より本質的思考と整理力が身に付き、相手にもより分かりやすく伝えることができます。
これは、割とどんな課題に対しても応用可能です。
ビジネスの戦略、今日の夕ご飯、こどもの勉強等。
日ごろ自分が考えていることを、自らの手で図を描くことによって、僕たちはもっと思考力を高めることができるはずです。もし、、、
賢くなりたい。
読者の皆さんが、そう思うのであれば、図で書いてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
ではでは、本日はここまでです。
次回は、水曜日ごろに書きたいと思います。
本日も、拝読いただきありがとうございます。
参考文献
『武器としての図で考える習慣-「抽象化思考」のレッスン』(著:平井孝志)
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