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占おう、ギグワークとあなたの未来。

「1年後、あなたもUber イーツ配達員になっているかもしれない。」

そんな自分の将来を考えたことがあるだろうか、
本日のnoteを通じて、読者の皆さんがギクワークに関する知識を深め、

最終的には、ギグワークにトライしてみる。

そんなことにお役立ちができたら、幸いだ。

少し長いが、自身の将来のために是非考えてみて欲しい。

■ギグワーカーの一般的な理解。

“ギグワーカー“

「要は、ウーバーイーツ配達員みたいな人でしょ??」
のようなイメージは誰しもが持っている。

ギグワーカーからどんな言葉が思い浮かぶだろう。

「短期」「スキル無し」「誰でもなれる」「単純労働」

などの言葉だろうか。

とはいえ、「私には関係ないかなぁ。。」
と、あなたは本心で思うかもしれない。

平日は一応本業があるし、私には家族がいる。
本業が終わった後も、買い物に行って、夕ご飯を作って、片付けて、お風呂入れて、、、、
こどもたちが眠りにつくまで、私の時間なんて1mmも残されてないの。

週末は、家族でおでかけ。
平日は本業の兼ね合いでこどもたちとの時間も取れないから、
週末は家族との時間を大切にしたい。

それに、“ギグワーク”っていわゆる単純労働のことでしょ。
だから、どうも気が進まないのよね。

興味はあるけれども、実際
「私には、関係ない。」

と、考えている人は多いかもしれない。

■ギグワークが成長する3つの理由

果たして、本当にそうだろうか。

僕は、

ギグワーク、ギグエコノミーは、今後拡大し、
働き方に大きく影響する、経済圏を生み出す。

と、考えている。

なぜか、 

 ① 日本の人口動態から考え、休眠労働資産の活用はマストレンド。
② 採用する企業、雇用される労働者双方のコストカット。
③ 双方のレーティングシステム(評価ステム)で、選抜が進む。

の三つが大きな理由だ、そして、最後にその未来を考えいく。


① 休眠労働資産の活用

説明不要かもしれないが、
「コロナの影響で、多くの人が本業以外に稼ぐ術を見出した、見出そうとしている。」
このトレンドは、不可逆になるだろう。

日本:広義のフリーランサー人口:1087万人 労働人口に占める比率:16%
米国:広義のフリーランサー人口:5700万人 労働人口に占める比率:35%

企業と個人のマッチングを図る、プラットフォーマーの前年比伸び率は15%、約700万人に達した。

コロナ禍で、みんな気づいてしまったのだ。。

「あれ、、本業以外でもお金稼げるかも。」
「あれ、、在宅で子育てしながらでも小遣い稼ぎできちゃった。」

特に、noteを書いている大学生を見ても、自分で稼いでいる学生さんが、
10年前の僕らの世代より、非常に多い。

そういった稼ぎ方を始めている大学生が、社会人になったら、間違いなく
「本業だけでなく、副業(ギグワーク)でお金を稼ぐ。」
と、考えるだろう。

自分時間、自分スキルを超効率的に活用しながら働く人が増えるのは、今後不可逆のトレンドだ。

② コストカット

ギグワークの特徴の一つ、フリーランスとの違い。

ギグワーカーは、個人事業主ではない。

という点、個人事業者ではないのでフリーランスほどの専門性がなく、

お手軽に、簡単に、ストレスなく。

始められるのが大きなメリットだ。
プラットフォーマーに登録しさせすれば、
「自分の都合のつく時間で、数時間から、面接なしで、即日給与払い。」

わざわざ自分のスケジュールを変更する必要もなく、履歴書準備も不要で、
すぐにお金が手に入る。

時間コストがめちゃくちゃ良い。

企業サイドも、
採用プロセスなしで、人件費を削減できる。
コストメリットが多いにある。

例えば、飲食店や小売は繁忙シーズンやピークタイムがあり、
従来はそのために、短期のアルバイトや派遣スタッフを採用していた。

しかし、実際に必要なのはピークの3時間だけ。
というケースも多く、そのためにわざわざ短期アルバイトを雇うのは、時間もコストもかかる。

というわけで、ギグワークの活用は企業にもコストメリットがある。

また、現行ギグワーカーは最低賃金や社会保障制度の対象外となっており、
良くも悪くも、企業サイドにとって手軽に採用できる人材となる。


また、ギグワーカーの活用は、専門的な分野(例えばDX:デジタルトランスフォーメーション)
でも進んでおり、決して単純労働分野のみの話ではない。

今後、フリーランサーとギグワーカーの垣根はどんどん低くなるだろう。
ウーバー配達員でも月収100万稼ぐプロがでてきており、このようなアイコニック的存在が、


「誰でもできるウーバーイーツで月収100万円??」
と、人々に夢を抱かせる。

TOPYoutuberと同様のインパクトを社会に与えるようになると、

ギグワーク市場の裾野を広げていくに違いない。

③ 双方のレーティングシステムによる選抜

最後の3つめ、これが最も強調したい点になる。
企業側、労働者側双方のレーティングシステムは、

従来の顧客と企業の関係:お客様は神様です、の主従関係。
従来の雇用体系:雇用者と労働者の主従関係。

この主従関係を、ぶっ壊す。

可能性を秘めている。
そんな未来図を考えるだけで、ワクワクしないだろうか。

例えば、僕はマレーシア⇒シンガポール暮らしなので、配車アプリは、UberではなくGrabを
大活用させていただいている。

恐ろしいかな、Grab、そしてUberにも、
「ドライバーが、乗客をレーティングする。」
機能がばっちりついている。

例えば、
ドライバーがピックアップポイントに着いたにも関わらず10分遅れたり、キャンセル回数が多かったりする乗客は、

次回以降なかなかドライバーが見つからなくなったり、
優良なドライバーが割り当たらなくなったりする。

「お客様=神様」時代の終焉

そんな足音が、既に聞こえてきている。

続いて雇用体系の主従関係だが、
ギグワーカーは、プラットフォーマーに登録しているので、対象企業に対するレーティングができる。

これは、企業側も然りで、ギグワーカーに対するレーティングを行う。

つまり、双方に対して良い緊張関係が存在する。

例えば、あなたがギグワーカーとして大手のコンビニエンスストアで働くとすると、

某A社:5点、接客の仕事について丁寧に教えてくれました。
某B社:4.2点、予定時間より20分延長で働いて欲しいと当日に言われました。

などと、レーティングできるようになる。
すると受け入れる企業側も良い職場環境を提供するなど、企業努力をするようになる。

一方で、企業側もギグワーカーサイドをレーティングするので、
評価の低いギグワーカーが批判を述べたところで誰も耳を貸さないし、
最悪登録抹消になるだろう。

情報の透明性が高まり、ミスマッチがなくなることで、
企業も労働者も、より良くなろうと努力をする。

今までの、雇用者と労働者の主従関係が、より対等な関係になり、
評価の低い企業も労働者も淘汰される仕組み。

つまり、

「雇用者と労働者の主従関係」の終焉。
ギグエコノミーの発展は、従来の関係性をぶっ壊すポテンシャルも秘めている。

■ギグワークの未来

以上で、ギグエコノミーが発展する理由を述べてきた。

最後に簡単に未来予測をしてみよう。
数年後には、

「今、ギグワーク5つ掛け持ちしてる!今日は、Webライティング!」
「こないだ、ギグワークしてた企業から採用されたわ。働き方が評価されて割と給与もいいんだよね。」

こんな未来がやってくると予想する。

そもそもギグワークというのは、企業側の人材不足の補填をするものだ。

不足に対するサポートをギグワーカーがするわけだから、

基本的に、感謝される。

本業で雇用主との主従関係で、感謝もなく当然のように何十時間も働くよりも、
ギグワーカーとして働く方が、モチベーションややりがいにつながる可能性がある。

そして、特に3番目の理由となった
「双方のレーティングシステムによる労働市場のミスマッチ改善」
これは、働き方を抜本的に改善するポテンシャルを秘めている。

例えば、今の本業で働いている人が、ギグワークでWebライティングを始めたら、
そっちの企業で本採用された。

なんてことも、今後起こりえるだろう。
しかも、すでに働いている経験があるから、お互いの信頼関係もある上に、
企業は採用のプロセスをすっとばすことができる。

どちらにとってもメリットしかない。

先に述べた法律面の課題は、現在オランダでギグワーカーに対して最低賃金を認める等の
法整備の検討が進められているようだ。

しかし、それよりも

ギグワーカーの活用に先行した企業が、仕組みを作る。

法律は後追いで来る。と考えれば、大きな問題はないはずだ。

休眠労働資産の活用は日本ではまった無しの課題だが、
企業側がギグワーカーに対して、適切な労働環境と評価制度を整備する。

そういった企業が生き残るシステムが確立されれば、
法整備前におのずとギグワーカーの地位も向上してくるだろう。

逆に、従来の雇用と労働の主従関係にしがみつぐ企業は、

ギグエコノミーの潮流に飲み込まれ、淘汰される。

そんな可能性を経営者サイドは、考えないといけないだろう。

■まとめ

本日は、ギグワーカーとギグエコノミーの未来の発展について考えてきた。

結論を述べると、

ギグワーク・ギクエコノミーは、未来の新しい働き方として拡大していく。

その理由には、
①日本の人口動態を背景にした、休眠労働資産の活用。
②企業、労働者双方のコストメリット。
③双方のレーティングシステム。

がある。こういった時代背景、メリット、仕組みを勘案すると、

ギグワークは、従来の労働者・雇用主の主従関係を破壊し、
労働市場の流動性を高める

ポテンシャルさえ秘めており、優良な人材と企業が生き残る、
エコシステムが誕生するかもしれない。

現行、法律や制度上の課題はあるものの、法律は常に時代に追いつくもので、
ギグワーク、ギグエコノミーの未来に対して準備・投資する企業が、時代をリードすることが、先決になるだろう。

その上で個人としては、

ギグワーカーとして働く、未来図の準備を始めておく。

ことが必要だ。

取り急ぎいくつかのプラットフォーマーを下記に載せておくので、

興味のある読者は是非登録してみてはいかがだろうか。

そもそも、ギグワーカーのGigとは、

ライブハウスでの短い演奏セッション、クラブでの一度限りの演奏を意味するスラング「ギグ(gig)」

に由来する。

これから時代は、個人、プラフォーマー、企業が

ミュージシャンとして、お互いの音を奏でながら

集まっては離れる、ライブスタイルバンド、として活躍する時代になる。


その時、あなたの奏でる音は、お客様を呼び込めるのか。

企業や、プラットトフォーマーとハイクオリティなセッションはできるのか。

そして、

今、あなたの手元にある楽器はなにか。


そんなことを自問する時代は、


あなたの目の前に、ある。


ではでは、本日はここまでです。

また、明日のnoteでお逢いしましょう。




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