この10年で最も心に響く曲”Sai no Kawara"
まずは、この曲を聴いてください。。
衝撃のラスト。
この曲、実話なんですよね。。
泣けますよね。
◆医学部入試不正事件
アーティスト本人が、大学相手に提訴しています。
覚えている方もいるかと思いますが、2018年に発覚した医学部不正入試問題です。
17年、18年度にそれぞれ52人、65人の浪人生と女子学生が2次試験に進めたにも関わらず、2次試験前に不正に不合格とされました。
最後まで、聴いていただいた方はわかると思いますが、
「不正ではないと思う。」と大学側が述べています。
人の人生をどのように考えているのでしょうか。。
◆不正の全貌
以下が、平成30年度の実際の合格率実績です。
男子の合格率:10.1% 女子の合格率:5.2%
現役、一浪の合格率:11.2% 二浪の合格率:3.8% 三浪の合格率1.7%
4浪になると、男女合計80人の受験者に対して合格者は0人です。
また、一次試験(学科試験)の偏差値順位と調査書の評価では、浪人または女性に対して明らか不当な基準が設けられており、
例えば、同じ評価(偏差順位、調査書)で、合格点に達していたとしても、浪人生、特に女性の浪人生は不合格にされました。
2次試験の面接では、女性に対しては0.5点高い基準が男性に対して設けられていました。
浪人生、特に女性の浪人生に対して厳しい、かつ不当な合格基準を設けていたのは明らかです。
◆音楽の力
Youtubeの現在の再生回数は50万回。
でも、大切なことは再生回数ではないんですよね、コメントには、歌詞の英訳や英語のコメントも寄せられています。
映像も含めて多重に意味が込められた素晴らしい作品で、見終わってしばらくなにもできなかったです。
聴き心地のよいトラックと巧みなストーリーテリングにすっかり引き込まれたあとの、まさかのアウトロで絶望して、「こんな思いをする人がいるのはよくない、もう嫌だ」と自然と思わされました。
日本がオンリーワンの国になるなら、誠実さしかないんじゃない。本音と建前はもう良いよ。この曲がリアルでしょ。教育は聖域。
I’m proud of you
音楽の力、アーティストの力です。
自分の”想い”を芸術に昇華していく。
芸術になることで、この曲は多くの共感を生み出しています。
芸術が、人の人生を変える。
って、こういうことだと思います。
日本のHIPHOPも、ぜひ追随して欲しいです。
◆30歳代からの挑戦
32歳 あてのない仄暗い未来
その先に光当てるのは自分次第
目指してみようか医学の道
それは茨の道 だけど欲しいのは
日々なにかに打ち込める揺るぎない意志
俺が生きてるこの命の意味
音楽という夢を諦めて、32歳からの医学部受験。
30歳から、もう一度人生に挑戦する。
その姿勢に心打たれる。
日々なにかに打ち込める揺るぎない意志。
自分も感じていた違和感。
10代、20代のガムシャラ感が垢ぬける30代。
なんとなくのらりくらい過ごす日々。
特に、不満もないけど達成感もない。
でも、この曲に気づかされました。
何歳だって、何かに本気になれる人はカッコいい。
そして、自分もそうありたいと。
◆”再”の河原
賽の河原って、
幾ら積み上げても、後から崩される 無駄な努力の例え。
って意味なんです。
でも、賽ではなく”再”に書き換えてる。
すごい勇気をもらいました。
ご本人が何よりも辛かったと思うのに、
それでもなお、“再”。
復活する、もう一度立ち上がる。
そんな決意が曲名に込められています。
模試の結果はいつもA判定
でも合格発表では「えっ、なんで?」
年齢のハンデ? 夢にさえ思わねえ
ゴールテープごとずらされるなんて
もう、やめませんか。。
自分の人生懸けて、本気で打ちこむ人が、
報われない世界になったら、
この世界はおかしくなっちゃうよ。
努力する人が必ず報わるわけじゃないけど、
本気で努力した人が、同じ土俵に立てるようにするのは、
最低限の誠意だよ。
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