「切り札温存の法則」は交渉の鉄則!
突然ですが・・・「切り札温存の法則」をご存知でしょうか?
ちなみにGoogleやYahooで検索すると、まさかのヒットなし(笑)
この法則って認知されていないの?
または正式にこういう法則はないの?
と思ったら、ますます発信したくなったので今回ご紹介します(笑)
「切り札温存の法則」という言葉は、私がプロゴルファーを目指している時にコーチから言われて知ったものです。
その時の、前後の文章は次のような感じでした。
お前の武器はアプローチとパターだから、その武器をしっかりと磨くように。
そして試合ではその武器を使わなくてもいいように、マネジメントしていくように。
それが切り札温存の法則だ。
「なるほど!」と納得する部分と、ちょっと待てよ、それって結局全部上手くならないとダメってこと!?なんて疑問に思った記憶と共に、心に強く残っている法則なのです。
これはゴルフだけの話ではなく、まさに交渉のコツであり、切り札を先に見せないことが大切なのです。
交渉において大切なことは、自分の切り札が何かを把握することと、それをどのタイミングで使うかということです。
交渉は人を相手にすることなので、臨機応変な対応が求められますが、それ以前に自分がイメージを持って交渉に臨むことが大切です。
切り札温存の法則とは!?
切り札温存の法則とは、その名の通り「切り札は先に見せるな」ということです。
これは切り札があるという前提の話ですので、切り札がないと思っている人は、それをつくることが必要です。
交渉における切り札は、人それぞれです。
切り札は「トーク」という人もいれば「資料」や「動画」などの見せるものという人もいるでしょうし「進め方」や「手法」という人もいると思います。
事前に認識している切り札を、交渉の場で相手の立場に立ってアレンジすることで、クロージングの決定率は上がっていきます。
その決定率を上げるためにも必要なことが「切り札は先に見せるな」ということです。
切り札をすぐに使うのではなく、使うタイミングを計ることが大切であり、ちなみに最も良い交渉は、切り札を使わずに目的を達成するというものです。
勝負の世界でいうと、切り札を使わずして相手に勝つというイメージです。
これって最強ですよね(笑)
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