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研究会のオンライン配信(ハイブリッド形式)を運営してみて

2020年12月20日に茨城大学水戸駅南サテライトにて開催された、D-project・日本デジタル教科書学会共催研究会「GIGAスクール時代のデジタル教科書の活用方法を考えるー指導者用・学習者用デジタル教科書の活用ー」のオンライン配信を担当しました。初めてのハイブリッド運営だったため、記録までに実施した内容や反省点を記載してみます。

イベント概要は以下よりご覧ください。

今回の配信のポイントは、①参加者が会場とオンラインそれぞれにいる、②登壇者が入れ替わりで登壇(会場とオンライン)、③パネルディスカッションでは登壇者3名がそれぞれにPCからスライド投影をする、でした。

そのため、基本的な設備としては下記を揃えました。

①Mac mini:オンライン配信用 ②モバイルディスプレイ:Mac mini用 ③キーボード・マウス:Mac mini用 ④ATEM mini:HDMIスイッチャー ⑤Ninja V:配信画像の確認用ディスプレイ ⑥Panasonic GH5:登壇者撮影用 ⑦SENNHEISER XS-1 3本:登壇者用マイク ⑧MDS-1500/BK:卓上マイクスタンド ⑨Yケーブル 3.5mm ステレオミニ(オス)-XLR(メス)x2 5m:音声ケーブル 

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今回は持ち込む機材を限りなく減らしたかったため、ATEM miniをフル活用!登壇者PCの画面をATEM miniに取り込み、外部カメラとしてMac mini経由でZoom配信しました。(ちなみに今回はM1チップのMac miniを使用しましたが、ZoomアプリはきちんとRosetta 2で正常動作しました)Ninja Vは配信動画を録画するために用意しましたが、HDMI outでプロジェクターに出力することもできそうです。

オペレーション用のデスクと登壇者デスクはこんな感じでセッティングしました。

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*コロナ禍ということもあり、感染予防として登壇者デスクにはアクリル板も設置しました。

ハイブリッド研究会を運営を振り返って:概ね問題なく進行することができたが、オンライン参加者への配慮を重視し過ぎたため、会場での音声環境がいくつか不足していた。具体的には、Zoom登壇者の音声と登壇者スライドに埋め込まれていた動画の音声を会場に届けることができませんでした。(スピーカーを用意しなかったので当然ですが)そのため、当日はZoomに参加したデバイスの音声を皆様にお聞きいただきました。とてもお粗末。その他、細かいところでは各種ケーブル(HDMIケーブルと音声ケーブル)は、想定よりも長めを用意した方が安心ですね。音声ケーブルは5mを使用しましたが、ギリギリで余裕がない設営となりました。

ちなみに、いくつかの備品はレンタルをしました。(マイク、マイクスタンド、Yケーブル)常時使用しない場合は購入よりも安価に済みますので助かりますね。

最後に。2021年3月27日に、今回の会場にて再度研究会が開催されます。「D-project春の公開研究会 in 茨城」です。オンライン開催になりますので、ぜひご参加ください。

以上、運営の共有でした。

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