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Visual Studio CodeでPythonを実行する方法について


問題点

今までVSCodeではなく、カレントディレクトリとなる場所でターミナルを開いていた

Pythonファイルがあるフォルダで、右クリックしてターミナルを開く
ターミナルからPythonを実行

なぜならば、Python実行時のカレントディレクトリは
「C:\Users\ログオンしているユーザー名」でセットアップされていることが多く、わざわざcdコマンドを使ってカレントディレクトリを設定するのはめんどくさいと感じるからだ。

ValueError: Failed to open audio file: file does not exist: sample.mp3
カレントディレクトリが異なるため、ファイルが読み取れない

かといって、毎回、ファイルをフルパスで指定するのも時間がかかるので避けたいところだ。

なお、コード編集はVSCodeでしているので、出来ればVSCodeで実行まで完結できるとよいとは感じていた。以下、解決方法を提示する。

解決方法

たまたま、見つけた機能だったのだが、VSCodeではワークスペースを指定すると、ターミナルのカレントディレクトリも指定したディレクトリを示すようになる。従って、カレントディレクトリの問題が解決できる。

解決の手順

「ファイルメニュー」から「フォルダーを開く」

フォルダーを開く

ターミナルを開くとカレントディレクトリが変更されている

開いたフォルダーがカレントディレクトリとなる

ファイルの読み込み

後はファイルをダブルクリックするなりして読み込み

Pythonファイルを開く

ファイルの実行

▷ボタンを押下する

▷でPythonを実行

すると、Pythonが無事に実行される

実行結果

ファイルの実行その2

もしくはターミナルを開いて、

ターミナルの表示

自分でPythonのファイルを実行してもよい

明示的にpythonコマンドによる実行

おわり!