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コミュニケーションの教科書⑥~愛するとは、良い点も悪い点も全部ひっくるめて、好き!!というコト 

※連載シリーズになっているので、
①~⑤の内容を踏まえた上で
お読みいただくとより面白いと思います。

↓ ↓ ↓

授業でも
たびたび触れているけれど、

「愛する」というのは
「無条件のプラスストローク」のことです。

いいところ、悪いところ、
ぜーんぶ、まとめて好き!! 
これが愛情です。

母親の赤ちゃんに対する態度が、
その典型かな?

うんちしようが、
鼻水たらそうが、
OKなんです。
そんなのちっとも問題ない。

もし、
この「愛情」に条件がついたら
寂しいと思いませんか?

鼻水たらすような子は、
うちの子じゃない…
なんて言われたらツライよね。

学校という場も、
原則、この無条件ストロークが根底にあります。
(なければいけないと先生は考えます)

ケンカしようと、
万引きしようと、
先生に暴言吐こうと、
成績が悪かろうと、
最終的にはOKなんです。

その失敗を次に生かせば、それでいい。
失敗から学ぶことの方が価値があるんです
(ただし、同じ失敗を繰り返すのは避けたいね)

もちろん、親や、先生も聖人ではないから、
お互いに感情的になったり、
ぶつかりあうこともあるでしょう。

でも、
人間関係の根底には、

この

無条件の愛
=あなたはここにいていい!

がないといけない。

乙武洋匡さんを、知っていますか?
彼は先天性四肢切断という
生まれつき手足のない障害を抱えて、
この世に生を受けました。

出産直後の母親に、
この事実を知らせるのは
ショックが大きすぎるという配慮から

病院側は、1ヶ月間、
母子を対面させなかったそうです。

緊張の対面の瞬間。

意外にも、お母さんの言葉は、

かわいい

でした。

手足がなくても、
「かわいい」というメッセージ、

無条件の愛があったからこそ、
心のコップが満たされ、
乙武さんは前向きに生きることができたのだと思います。

↑ ↑ ↑

最後までお読みいただきありがとうございました。
これを読んでくださったあなたの
少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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