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資産1億円達成して「変わったこと」と「変わらないこと」
自分でもとても意外だった。
わたしは、2023年の12月に資産1億円達成し、まず最初に「全身脱毛」に通うことを決めた。
資産1億円の意味
資産1億円は、何年か前から目標にしていた。
野村総合研究所が定期的に発表しているデータ「純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数」によると、資産1億円を持っている人は「富裕層」に該当する。
![](https://assets.st-note.com/img/1714371743592-0XHi7CRpaW.jpg)
わたしの場合は、一部不動産が含まれているので厳密に言えば、「富裕層」とは言えない。
それでもマス層底辺からコツコツ歩いてきた身としては、とても灌漑深い。
資産1億円を達成しても変わらないこと
資産1億円を達成して変わったことがあるかと言えば、正直ない。
もしかしたら、これから少しずつ変わっていくのかもしれないし、なんにも変わらないのかもしれない。
人間の体には、恒常性維持機能が備わっていて、良くも悪くもこれまでの習慣をなかなか変えられないらしいし。
変わっていくとしたら、楽しみでもあるし、ちょっと怖くもある。
ヒトの体は外界の環境や、内部の変化に対して常に生命維持に必要な生理的な機能を正常に保とうとする機構を備えています。この仕組みを「ホメオスターシス(恒常性維持)」と呼びます。
(中略)
全身に張りめぐらされた神経系や組織が、外界からの刺激や体内の変化を敏感にキャッチして、自律神経系を介してホルモン分泌や血管を介して末梢の組織や臓器に変化を与えて、バランスを取ろうとします。体内では同時に様々な変化にさらされており、多重的で微妙なバランス調整が常になされています。
特に今回の資産1億円達成は、あれよあれよという間に達成できてしまったのもある。
裸足で砂浜を歩いた時に、波に足が連れていかれる感覚に近く、自らの行動でというよりも、2023年12月の株式市場の強烈な上昇相場に乗っかって、連れていってもらった。
わたしの細胞は、まだ、貧困女子そのままだ。
今もなお、わたしは5時に起きて、途中まで歩いて会社に行くし。
東京のワンルームマンション(家賃7万円代)から引っ越すつもりもない。
(「騒音を出さないように」という管理会社の張り紙をみて、心臓がドクドクするような不安感を持つことはなくなったような気はするけれど。)
資産1億円に達成して変わったこと
資産1億円を達成してから、ひとつだけ自分でもびっくりした変化があった。
それは、スマホのメモに残したTODOリスト。
「冷凍ブロッコリーを買う(〆今日)」とか。
「ダウ90000のコント動画を見る(〆今週)」とか。
備忘録に近く、かなり適当。
寝る前に気になることをメモしたりもするので、正直、朝起きて何を書いたのかよくわからなくなることも多い。
そんなメモを見て、資産1億円を達成した私がいちばん最初にやったこと。
それは、このTODOリストにいちばん古くから入っている「全身脱毛の予約をする」を実現し、その項目を消すことだった。
「全身脱毛の予約をする」は、1年以上もスマホのメモにこびりついていた。
やりたいなぁと思いながら、やることは絶対ではなく。必須ではないので、締め切りもない。
ずっと残していたのは、私にとって「全身脱毛の予約をする」にどれぐらいのモチベーションがあるのか、自分でもよくわかっていなかったからだろう。
資産が1億円になっても、わたしの人生はまだなにも変わっていない。
でも、今まで「お金がいないから」という理由で迷ってきたいろんな選択肢が、すすすーっと一気に仕分けされるようになった。
お金には「曖昧なものを仕分ける力」がある。
ちなみに、全身脱毛は、めちゃくちゃいい。
まだ、やってなくて、迷っている人がいたら、今すぐトライすることをおすすめしたい。
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