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【キャリア】働く為に生きるアメリカ人、生きる為に働くフランス人

"You live to work. We work to live"(アメリカ人は働く為に生きるが、フランス人は生きる為に働くんだよ。)

これはNetflixで放送されている『エミリー、パリへ行く』のワンシーンで、フランス人の同僚ルークがアメリカ人の主人公エミリーに向けてはなった言葉です。

我々は何のために働くのだろうか?

この記事では、私が20代で経験したことをもとに「我々は何のために働くのだろうか?」という究極の問いについて考えていきたいと思います。

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我々は何のために働くのだろうか?


私は大学を卒業後、数千人規模の大手日系IT企業に入社し、中小企業を経て、現在ヨーロッパ系の外資企業で働いています。

営業職としてキャリアをスタートし、EC・マーケティングと職種をまたいで経験を積んできました。

まず、この問いに対しての私の考えから話していきます。

私は

We should work for happiness.(幸せのために働くべき)

だと思っています。

その答えにたどりついた経緯については後述の経験から説明していきます。


激務の新卒時代

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私が新卒で入社したのは、誰もが知る某IT企業R。

研修期間中に契約をとってきなさいと言われるようなイケイケの企業で、バリバリと働く人が多く、平日も夜遅くまで働き、土日もパソコンを開いている人が多い印象でした。

私はマーケティングリサーチ部門に配属され、営業職として愛知県より西側の府県にある企業を担当しました。

日々激務をこなし、月の残業時間が80時間を超えたとき、まさに「私は何のために働くのだろうか?」と考え退職を決意しました。


人生の軸を求めてヨーロッパ一周!

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退職後、英語翻訳家としてフリーランスで働くもうまくいかず、ヨーロッパ一周旅を計画しました。

※別の記事で旅行記を掲載します

19ヶ国38都市を旅している途中、自分にとっての究極な幸せとは? を大真面目に考えました。

そして、”家族” が私にとっての価値観の軸だとわかりました。

それからは何か重大な決断をする際にも「家族にとってより良い選択はなんだろうか」と考えるようになりました。


自由だが不安定な中小企業就労時代

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帰国後、社員数30名程度の小さな商社に入社しました。

ヨーロッパから生ハムやワインなどの専門食材を輸入している会社です。

この時期にいまの妻と出会いました。

当初は営業職として入社し大阪営業所に配属されましたが、Eコマース事業の立ち上げをリードする立場として東京本社への異動を経験しました。

しかし、後の新型コロナウイルスにより会社の売上は著しく落ち、社員の給料カットが経営判断としてなされたことから転職を決意しました。


ワークライフバランス重視の外資系

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東京で次の就職先を探すか、地元の大阪に戻るかなど右往左往しながらも、無事兵庫県に本社を置く外資系企業から内定を頂くことができました。

1週間の有給を気軽にとれるようなホワイトな社風の会社です。

私は新規ビジネス担当として採用され、海外のチームと連携しながら新製品開発などを進めるマーケティング業務に従事しています。

Pay for time(労働時間に対して支払う)ではなく、Pay for performance(成果に対して支払う)という考え方のもと、労働時間については自分で管理しながら働くことができています。

刺激的なお仕事に携われている一方で、ワークライフバランスをしっかりと取れていることにとても満足しています。

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上記は全て22~27歳の間に私が経験したことです。

私は20代のうちに人生の軸を定め、自分の幸福追求のために軌道修正をしてきました。

今はプライベートを最大限充実させるために、仕事をいかに効率よく効果的にできるかを考えながら働いています。


さて、改めて当記事の主題となる質問に戻りましょう。

我々は何のために働くのだろうか?

この問いに対して真剣に考え、自分なりの答えを導き出すことが重要だと私は信じています。

最後までお読み頂き有難うございました。






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