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景気後退は確実:ジョンズ・ホプキンス大のスティーブ・ハンキー教授が警鐘


ジョンズ・ホプキンス大学のスティーブ・ハンキー教授は、アメリカの経済状況について厳しい見方を示しています。FRBの政策ミスや持続不可能な財政赤字、社会保障制度の問題など、多岐にわたる課題を指摘。特に、マネーサプライの急激な変動がインフレや景気後退を引き起こすと警告しています。また、カリフォルニア州の富裕層への「出国税」案や、不法移民問題のコストなど、具体的な政策にも言及。アメリカ経済の未来に警鐘を鳴らす一方で、スイス型の「債務ブレーキ」導入など、解決策も提示しています。

話者の紹介

スティーブ・ハンキー(Steve Hanke)氏は、応用経済学を専門とするジョンズ・ホプキンス大学の教授です。レーガン政権時代に大統領経済諮問委員会のメンバーを務め、5カ国の外国元首と5カ国の外国閣僚の顧問を歴任しました。1995年には、世界最高のパフォーマンスを示した投資信託であるトロント・トラスト・アルゼンチンの社長を務めました。現在、バルセロナのフォーカス・エコノミクスによると、世界で3番目に影響力のある経済学者とされています。

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