史実と空想

ひょんなことからキングダムっちゅー
マンガを読んでいる。
暇が無くほとんど読めていないが
エイガッも観た。
秦の始皇帝が天下を取るまでの話らしい。
テーンネーイジャッになる前から
この類の話は好きで
「三国志」「項羽と劉邦」「水滸伝」
などもガキの頃に読んだ。
時系列で並べれば
キングダム→項羽と劉邦→三国志である。
キングダムは三国志の
400年も前の話である。
この漫画に対して
まだ大したことは語れないが
そもそも目の付けどころがオモシロイ。
三国志だとすでに色々な作品があるので
あえての秦の始皇帝なのだろう。
そして史実は史実としておさえながら
空想の要素を目一杯織り込んでいる。
その絶妙さが人気の秘訣なのだろう。
キングダム!?今さらかよと
思う人もいると思うが
レイトマジョリティ(後期追随者)に
やっと響いたよっちゅー話でもある。
う~む。
史実と空想に関してであるが
現実もふんだんに空想が織り込まれている。
現実がありのままに現実であることは
極めて困難なことである。
どうすればあなたの真実を
知ることができるのだろうか。
逆に私の真実を知ることは
あなたにはできないだろう。
世界に対しても同じである。
まさに世界は超現実であり
我々は踊り踊らされているのだ。
空想混じりの現実を我々は
破滅を避けながら楽しむしかないのだ。
キングダムを読みそう思ったのであった。

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