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それぞれのポジションヌ

経営者の方と共に金融機関へ。
大型補助金である事業再構築補助金の
融資の相談で同伴したのだ。
大体こういうケースであると
支店長か副支店長の方とのやり取りになる。
地方の金融機関はまだ
事業再構築補助金の相談が
頻繁にあるような状態ではないらしい。
本当なのだろうか?
補助金の詳細が発表されていない以上
金融機関もどう出るべきなのかが
まだ分からないのが本音だと思う。
中小企業にとっては補助金が採択されれば
9,000万円を実質3,000万円で
借りられることと同じになるので
チャンスであることに変わりはない。
しかし借りたものは
返さなければならない。
本当にその事業計画で返済出来るかを
支援者側である中小企業診断士も
よく熟慮しないといけないだろう。
「診断士は、専門的知識の活用とともに、
企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、
中小企業施策の適切な活用支援まで、
幅広い活動に対応できる
知識や能力が求められています」と
中小企業庁は
診断士の役割を定義している。
企業、行政、金融機関
それぞれの思惑があるので
そこを上手く繋げていかなくてはいけない。
サンドバック状態に
なることもたまにある笑。
なかなか面白い制度ではあるなと思う。
独占業務はないが
すっぽりそこに診断士はハマる。
対話をしていると
それぞれがそれぞれのポジションで
発言をしていくわけだが
「皆、生まれた時は赤子なのに
不思議なもんだなー」なんて
ムダに思ってしまうのは
超現実珍談士のサガである。
未来を見据えると
全てがウィンウィンウィーン!
になることがベストであろう。
1件1件ガツっと向き合ってイきたい。


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