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日本一アツい巻頭言

「虚数の情緒」の巻頭言を久々に読んだ。
ただひたすらにアツかった。
「さあ諸君、勉強を始めよう勉強を。
数学に限らず、凡そ勉強なんてものは、
何だって辛くて厳しい修行である」
巻頭言はこの文言で始まる。
「昔から、楽して得られるものなんて、
詰まらないものに決まっている」と。
この著作は2000年に出版された。
「二十一世紀の我が国は、嘗て無かった
未曾有の大混乱状態になるだろう。
我が国の知力は明らかに落ちている。
品性を失っている。
人間的な色彩を失っている」と
我が国の将来を憂い
若者へ独立独歩の精神で新たなる途を
切り拓け!と激励を送っている。
まさにそんな時代になっている気もする。
「教育に携わる者にとって、
最も重要な行為は
"人の心に火を付ける"ことである」
「鬼滅の刃」の炎柱
煉獄杏寿郎の「心を燃やせ!」が
頭をよぎった。
この連動は偶然ではあるまい。
訳知り顔の"十歳の老人"でなく
好奇心に溢れた"百歳の少年"を
生み出すことが教育の役割と言い
国語と数学の教師は他の教師と比べて
責任の重さが違うと生きる上での
国語と数学の重要性も語る。
最先端に最も近付く者は
古典を読んでいることなど
とにかく真理に迫るアツい言葉の連射に
胸がアツくなった。
ヨシッ!
修行僧のようにオラも勉強に打ち込もう!
仕事に打ち込もう!
もう一度この本も読もう!
オマラカウィー!!!

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