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愛すべき時間の話

「心の声に従ってみる」
わかる。そうしなきゃ本来の自分から離れていってしまうこと。

なんとな〜く、いつも私はやらなきゃいけないことに追われてて、そのほかのことは「その他」「余裕がある人がやること」になってしまってた。

よく、煮詰まったら旅をしたらいいって言うけど、それは私にとって心の声を聞いて、行きたいから行くのでもないような気がする。

わたし、旅行はワクワクするけど、旅は怖いもの。

旅行をするのは、もちろんその土地に興味があるからなんだけど、私の場合はこの人と非日常で時間を共有したいって気持ちが強い。私はいつでもwith whomeなのだ。

旅人が「旅は怖いけど旅行はワクワクする」って言葉たちを見たら、消費、と捉えるだろうか。

私はけっこう、誰でもない第三者の目を気にする。だから、大っぴらに「旅行好き」を公言できなかった。
そんなどうでもいい事、多分、何100個も持ってる。

心から楽しく旅をしてるあの人と自分を比べて、旅行にわくわくしてる自分が情けなくなる。


でも、旅行前のこの感じ、楽しいなぁ。
好きだなぁ。(言っちゃった)

沖縄旅行と隠しきれないワクワク

再来週から沖縄に遊びに行くんだけど、その準備期間として、沖縄にまつわる話し『なんくるない』を、よんだ。

トラとピンキーちゃんが出逢ったイタリアンのモデルになった店、行きたいな〜

吉本ばなな『なんくるない』


浮かれてるネ。

やらなきゃいけないことと、やりたいこと

人生のこととか、自己実現のこととか、考え出してから何となく、小説を読むのも、noteを書くのも辞めてしまった。

時間管理を真面目にすると、逆に時間の使い道に余白を出せずにいた。(だからってやらなくていいって訳ではない)

私の性格上、やるべき事や期限が決まっているものの優先度がべらぼうに高く、「読書」とか「旅行計画」とか「NOTE執筆」とか、「お菓子作り」とか、下手すりゃ「コーヒーを淹れる」とかまで、楽しくてふわふわした甘いものは、けっこう蔑ろになるのだ。

でも、コロナになって、バイトもなく、遊びもなく、ただ何となく呼吸がし辛い一人の時間を過ごして、そういった甘いものを許して気づいた。

思考してるだけでは、自分の経験したこと以上の考えは出てこない。(不必要とは言ってない)

イベントのアイデアも、楽しい妄想も、私は珈琲を飲みながら本を読んでる時にフワッと思いつくタイプなのだ。

持つべき時間、手放しちゃってごめんね。
必要性が無いと思い込んでたから、自ら手放してたんだね。

やるべきことをやるって、ワクワクすることを我慢することと同義ではない。
それが私の一部なら、ちゃんと見つめるべきだ。

愛すべき時間。


今日は、ですます調しない、気づきノートでした。

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