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"貯筋"という考え方

今回は"貯筋"について書いていきたいと思います。貯金ではなく"貯筋"です(笑)簡単にお話すると、年齢とともに筋肉が落ちやすくなってくるので今のうちに貯めておこう!ということです。では、まずはなぜ筋肉が大切かと言うことをお話していきましょう。

人間の体は脳から指令が出て、それが神経を介して筋肉に伝わり、筋肉が伸びたり縮んだらすることによって関節が動き、体全体の動きとなります。なので、脳、神経、筋肉に異常が発生すると体は動かなくなってしまうということです。筋肉は体を動かすには欠かせない組織と言えるでしょう。また、筋肉の量は代謝に比例するので肥満を防いでくれます。よくダイエットに筋トレが良いと言われるのはこのためです。筋トレでつけた筋肉は使えない筋肉なんて言われ方をしますが、全くもって筋肉に失礼な話です(笑)体の仕組みをちゃんと理解すればそのようなことにはならないと思いますが、今回は少しテーマが違うので詳しくはまたの機会に。これら以外にも体温を上げたり、血流を促す補助的な役割も担っていたりするので、運動機能以外にも健康維持には多大に貢献していると言えます。

こんな筋肉ですが、年齢とともに減っていくと言われています。それは、消化機能が落ちて筋肉に必要な十分な栄養素を吸収できなかったり、テストステロンの分泌量が少なくなったり、筋繊維が減少したり、そのせいで筋分解が起こりやすくなったりしてしまうと言われています。そのような結果として、筋肉が減ってしまうのかと思います。ただ、年齢が上がっても筋肉がつかないわけではないようです。なので、これからの人生で1番若い今から筋トレを始めると良いでしょう。

ちなみにテストステロンの分泌量は25歳をピークに減っていくと言われています。このテストステロンというホルモンが筋肉量や筋力に関係していると言われているので、20代からしっかりと筋トレをして"貯筋"をしておくと太りにくく、しかも動ける体をキープしやすいのではないかと思います。定年が70歳までになるこのご時世、そもそも働かないと困りますし、老後に旅行に行ったり、優雅な生活を夢見ている方は貯金だけでなく、"貯筋"についても考えてみてください。脚を細くするためと言って、筋肉を減らそうとしたり、腱を切るような美容整形手術などはしない方が後々の苦労は少ないかなと思います。

それではまた!

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