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西川 昌徳(にしかわ まさのり)
2018年9月17日 07:09
*dailylife観光地編翌日また小樽運河沿いに向かった。青空から太陽の光が落ちる運河と古い倉庫街は、昨日とはうってかわって明るさが目に飛び込んでくる。遊覧船も観光客を乗せて流れていた。友だちに教えてもらったのだが、この小樽運河はアーティストに向けて開かれた場所だそうで、現地に到着すると昨日は誰も居なかった運河沿いにさまざまな露天が並んでいた。ポストカード、インスピレーション習字、小さな手作
2018年9月16日 17:00
完全に負けた。自分に負けた。恥ずかしくなってしまって、人目が気になってしまって、結局FacebookのLIVE放送で誰も来ないですー!というネタにするという逃げに走った。情けないったらありゃしない。店を閉まって、しょうがないわと裏道から商店街をあとにした。(↓小樽に入ったときから)小樽に到着してそのまま人通りが多い商店街へ自転車を走らせた。駅前も商店街も閑散としていて、ちょっとコーヒーを
2018年9月15日 19:59
*SPROUT今回の旅は、どこかメッセンジャー(メッセージの配達人)のようだ。ちょうどニセコに近づいていくタイミングで、友だちのゆうこちゃんから「私が行ったすんごく素敵なカフェがあるので行ってほしいです!」とメッセージが届き、こういうのは時代の便利さだなFacebookページからそのお店に、こうこうこういうことしてます!うかがいます!とメッセージを出すと、丁寧なメッセージの最後に、楽しみにお待
2018年9月15日 19:09
(前回はニセコのめぐちゃんの家にお世話になることになったとこから)起きたー!久しぶりの屋根!久しぶりの布団!そしてあったかいお風呂!なんて気持ちがよいのだ!旅人として生きるとこんな当たり前が幸せになるのだ。(日常生活に戻るとあっという間に忘れて当たり前のことになってしまうのは秘密だ。秘密にしとかないとみんな旅してくれないかも!)おいしい朝ごはん(これはもうブレックファーストやな!おしゃれや
2018年8月25日 19:47
前回の記事で嘘をついた。いま気づいた。続きを書きながら、あ!そやった!と間違って記憶していることを思い出したのだけれど、いまさら書き直すのもかっこ悪いと思っているからそのままにしておくことにした。開き直ったのだ!後悔はない。(こんなことしてたら一生本は書けんか?いやそろそろ書かねばと思いはじめている。素敵な編集者さん!見つけて!)というわけで続き。友達がニセコに住んでいたのを思い出したの
2018年8月21日 18:38
さむい。。。(ほんとは、さむい!!!)35℃の関東地方から降り立った北海道は苫小牧港のキャンプ明けの朝。「ちょうどいいなぁ!」と言いたかった!そんな自分の気持ちなんてそっちのけの天気は風も雨もビュービュー、ジャバジャバ。予報では、台風の影響で大雨なようだ。こんな日は走るどころではない。コーヒーも淹れるところではない。いさぎよさが大事!決めた!今日は休養日!なるべく近いファーストフード
2018年8月19日 09:22
7月に入って、おい!だいじょぶか?と不安になるほどの暑さがやってきた。朝起きたら、すでに暑い。日が高くなったら、もうあかんくらい暑い。「外でコーヒーを淹れて飲んでもらう」ことが目的である(だったっけな、朦朧としている!暑さか!?)今回の旅で、この天気はちょっとよくない。いや、だいぶか!?控えめに予想しても、街を行き交う人が「30うん℃の暑いまちなかでコーヒーを飲もう!」という気分になるはず
2018年8月14日 07:00
茨城県といえば!とおすすめされたサザコーヒー。僕はコーヒーは淹れるのも飲むのも好きなのだけど、銘柄や有名な焙煎所についてはあんまり知らない。だから少しでも勉強できたらと行ってみた。思ったよりもしっかりした店構え、そしてデカイ。物販とカフェコーナーと分かれていて、そのカフェコーナーがおおきなガラス戸を開けて中庭までオープンテラスとして広がってる。もちろん僕はビビる。どーしよ。どーしよ。と物販
2018年8月13日 14:19
友人のオフィスの屋上で野宿させてもらった朝。思い立って茨城県の友人宅を目指すことにした。「あのぉ、自転車で旅してらっしゃるんですよね?」と吉野家で隣の席から、声がかかったらぎょっとする。コーヒーのお返しでいただいた商品券。それを使って牛丼だ!とお店に入った途端に、僕のあとに来たカップルから声がかかったのだ。「え、えぇ!どうして知っておられるんですか?」いつもは出ないよそよそしい対応になっ
2018年7月10日 15:48
「あの、、、コーヒーのめるの?」この言葉からこの日の歯車は動きはじめた。清澄白河。ブルーボトルコーヒーすぐ近くにあるNois BIKEの軒先をお借りしてカフェをOPENさせてもらえることになった。自転車の前にひょっこりやってきたのはお隣さんの男の子だった。こうせいくん。「いいよ。君が飲みたいなら。」と返した僕に、彼は「ちょっとまってね!ママにきいてくるから!」とダッシュで消えていった。大
2018年7月5日 14:18
最初にコーヒーを飲みに来てくれたのは、数年ぶりの再会となる友人だった。彼とは中国・四川省での災害ボランティア活動をともにした。今はもう立派な会社に勤めて、奥さんも子どももいるお父さんだ。たぶんお互いに少し照れながら友人と、当時のこと、今のことを話しているあいだにまた次のお客さんがやってきた。テントの下のベンチが埋まってくるにつれて、通りを歩くお客さんの目にも止まるようになってきた。ここからはひ
2018年7月5日 13:27
昨日お世話になった友人宅からpatagonia渋谷店に向けて自転車を走らせる。少し慣れてきたものの、後ろが長く、カフェのための荷物を満載した自転車はふらつく。それも縦や横ではなく、グネグネねじれるように。今日は念願だったpatagoniaでのOPEN。一昨年だったろうか、この会社が取り組む長崎県川棚町に建設されようとしているダム運動の話を日本支社長の辻井さんからうかがった。40年以上の前に計画
2018年7月5日 09:51
「今、家にいるのだけど…どこ通る予定かな?」お友達のあつこさんからメッセージが入った。今日ぼくが走るルートに仙川というところがあって、そこならお家から近いらしい。おけ!じゃあそこでOPENします!と返事を打って、真っ青に抜けた空のもと国道を走る。週末なのでサイクリストの姿も多く、声かけてくれるかなぁという気持ちと、なんだか居心地のちょっと悪いような違和感と半分半分の気持ちで走る。仙川に到着し
2018年6月30日 09:01
片野家で泊めていただいた翌朝、仕事に出かけるケンタくんに合わせて家を出た。さあ今日は八王子に向かう。次の日に小学校での講演会に呼ばれている。dailylifeの見通しなんてまだなく、職業旅人としてのお仕事に助けられる。今日は、なんにも考えることなくそちらに向かえばいいんだもの。一緒に駅まで歩きながらひととおおり不安を聞いてもらってお別れした。八王子に向かう。明日は朝から講演だけれど、早く着きす