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元気を出す映画

ここ数ヶ月、心はドンヨリしている。
主に仕事の件でだ。
もう言いたいことは言ったのだけれど、その結果がまだよく分らない。改善されるのかされないのか。

一切改善されないのなら、多分辞めることになる。

そんな中途半端な状態で、2 ヶ月くらい回答を待っているので結構ストレスが大きい。
そりゃーすぐに回答が出るわけではないんだろうけれども (システムを変えて欲しいみたいな話なので)、待つことは結構ストレス。

例え話で言うなら、洗濯板で洗濯しているみたいなこと。
そしてその洗濯板が大根おろしみたいな素材でできていて、細心の注意を払わないとみんなの手がズタズタになる、みたいなイメージ (分りにくい)。


その影響で割とプライベートな時間も憂鬱というか、ソワソワしてしまうことが多かった。
だから登山用品なんか買ったりしたのかな。まぁせっかくなので登りましょう。
3 月も GW も旅行を控えているし、富士山の山小屋はタイで日本行きの飛行機が離陸する 1 時間前からネットで予約を取らなきゃいけないみたいなよく分らないスケジュールだけれども、なんとか頑張ろう。


が、なんとかこの憂鬱を吹き飛ばしたい!
ということで未だに『緋文字』読み終っていないけれど、映画を観ることにした。痛快 & 爽快なもの。


キャッチミーイフユーキャン

痛快と言えば『キャッチミーイフユーキャン』が真っ先に候補に挙がったのだけれど (Amazon Prime で無料で観れるし)、『キングスマン』の最初のエピソード (コリン・ファースとタロン・エガートンの) が前は Prime じゃなかったのに無料で観られるようになっていたのでそっちを先に観てしまった。


キングスマン


『キングスマン』の教会での殺戮シーンは結構嫌だけれども、全体的には爽快感あって好き。『キック・アス』もまた観たいんだけれど、どうやら権利の問題で配信はしていないらしく、TSUTAYA の実店舗に借りに行くのがいちばん現実的だ。


バーレスク

そして今日こそ『キャッチミーイフユーキャン』を観ようと思ったのだけれど、元気が出る映画と言えば『バーレスク』もそうだよなぁと思って、2/29 まで 100 円レンタルしているというから観ようかな、と思った。

でもこの映画、数年に 1 回は観返している気がするので、(高画質版) 購入 800 円と言うから買ってしまった。
が、安いのは吹き替え版のみだった (再生してから判明した)。

慌てて 「今回限りの返品」 ということで返品して字幕版を買い直して観た。


(観ている間は) めっちゃ元気出た。すごく楽しい。私は洋楽詳しくないので、最初に観たときから主人公の女の人もよく知らなかった。
が、あんな華奢な体からどうやったらあんなに力強い声が出せるのか本当に不思議だ。Cher も素敵。

そして昨今女性の性被害についてのニュースが多い中、バーレスク観ているとやはりスタイルのいい女性の身体って本当に美しいなと思う (男性が美しくないというわけではない)。
同性の私でもそう思うのだ。芸術的消費と性的消費の境界線を、厳密に引くことはできないと思う。

とにかく登場人物がみんないい人で、裏切られてガッカリするところがないので荒んだ世間に疲れた人にはおすすめだ😁


きっと、うまくいく

そして爽快と言えば『きっと、うまくいく』を外すことはできない。
これは私が 2 番目に好きな映画だけれど、万人にお勧めできるイチオシ映画である。特にインド映画を観たことない人にはより一層観て欲しい。

「最高」 の一言。3 時間あるけど何回も観てしまう。多分この先の人生でも繰り返し観る。




バベットの晩餐会

ちなみにいちばん好きな映画は『バベットの晩餐会』である。
これは 「爽快」 というには違うし、決して万人受けする映画ではないけれど、響く人には間違いなく響く映画だ。
小さいけれど、めいっぱい幸せな話。
これを超えるものに巡り会えるかどうか私には分らない。
そのぐらい大好き。


イミテーションゲーム

爽快感とはちょっと違うし、実話の上に凄く悲しい結末だけれど、その功績と悲劇に何度も観てしまうのが『イミテーションゲーム』だ。

カンバーバッチさんが本当にハマり役だなぁと思う作品。
それでいてホーキング博士もまた素晴しい演技で、(よく知らないが) タイプの真逆な天才をよくも演じ切れるなあと思う。


ホーキング


『イミテーションゲーム』を観ると 「天才」 ってとにかく、「不可能なことを可能にする」 ために、まったく違う発想とアプローチを取るのだなぁということがよく理解できる。キーラ・ナイトレイも凄くいい。

ビューティフルマインド

別の天才では『ビューティフルマインド』が印象に残っている。これも結構悲しい映画だ。


ちょっと 「元気が出る」 からは逸れたが、天才 3 連発映画を記載してみた。



アラジン

次に挙げられるのは『アラジン (アニメ版)』かなぁと思う。

実写版も良かったんだけれど、アニメのおちゃめな青いジーニーが好きすぎる。めっちゃかわいくて大好き。曲も好き。


フィリップ、きみを愛してる!

『キャッチミーイフユーキャン』と非常に似ているのだけれど (実話の詐欺師がモデルという意味で) 『フィリップ、きみを愛してる!』もめちゃくちゃ笑った記憶がある。

ただこれは 「何回も観たい」 とは思っておらず、1 回だけだなぁ……。ユアン・マクレガーのゲイの演技が素晴しい。ときめく乙女にしか見えない。


ジーサンズ

「死ぬ前に一発やってやろう!」 的な映画も、なかなか爽快感あっていい。

もうキャストだけで 「絶対面白い!」 と思ってしまう。このマイケル・ケイン大好き。


ラストベガス


似たような感じで『ラストベガス』。いいなぁこんなに歳取っても一緒に笑える友達がいて😁


グランドイリュージョン

『グランドイリュージョン』も比較的爽快感あったような。


遠い空の向こうに

『遠い空の向こうに』が間違いなくいい映画であったのは覚えているのに、詳細を覚えていない……。確か先生がめっちゃいい人だったような……。でも結末に悲しい部分あったような。
もう 1 回観返す必要がある。


グッバイ、レーニン!

『グッバイ、レーニン!』は結構シリアスに悲しいのだけれど、どこかいびつでおかしくて、諦観みたいなものも見られて一風変わった 「爽快感」 はあるかもしれない。


さよなら、人類

最後は、全然おすすめできないけれど (なぜならパートナーが酷評していたので)『さよなら、人類』を記載して終りたいと思う。

多分、2 回どころか 1 回も観なくても人生で損するわけでもないと思う。すんごーいヒマでなおかつ無料で観られたら観てみるといいかもしれない。
個人的にはめっちゃ笑ったのでまた観たいと思っている。

特に最後の水曜日の話をふいに思い出してたまに笑いそうになる。

でも、「今日は水曜日な気がする」 のに、誰が、どうやって、「今日は間違いなく火曜日だ」 というのを証明できるのだろう。
今日が何月何日か、何曜日か、私たちは 「多数決」 で決めていると言ってもいいのではないか。

昨日が月曜日だと思う人がたくさんいて、夜は超えて 1 日は終ったけれども、まだ 24 時間は経っていないと思う人がたくさんいて……。
こんなふうに 「今日は火曜日」 ということが決まっているのだ。

24 時間は本当に 「1 時間 × 24」 の 24 時間なのか? たとえば、本当は 26 時間あるけれど、14:00 ~ 18:00 の間が実は倍の速さで過ぎているのかもしれない。そうではないことを、誰か証明したのだろうか。
(たとえば) 太陽から時間を歪める電波などが発信されていないと、誰が証明したのか。 

とまぁヒマなときに凡人にはどうにもならないことをウダウダ考えるような状況に向いている。


まだ観ていないから観たい映画もたくさんあるし、上記のように観返したい映画もたくさんある。

『さよなら、人類』の再視聴は多分すごく先になると思うけれど。


さて、元気を出すんだ私!

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