見出し画像

【百聞は一見に如かずの盲点】

今日は『百聞は一見に如かずの盲点』
についてお伝えしていきます。

今日の世界では

「目に見える物」

「五感で認識出来る物」

「具体的な証拠やデータ」

「科学や現代医学」

etc

全て形ある姿で確認される物が
信用出来るとされています。

約75%の割合を占めています。


反対に

「占い」

「お化け」

「神秘的なイメージ」

「六感で認識する感覚」

etc

目に見えない物は形に表せず
抽象的でフワフワした状態で
現実的に落とし込めないので
信用されにくいです。


私はどちらかと言えば
「六感タイプ」で
抽象的な概念が好きです。

数字やデータが嫌いではなく
感覚を研ぎ澄ませ
直感に従って動きたい
想いが強くあります。

触れられない物に価値を感じる事で
何か新しい発見があるかもしれない
と期待を寄せています。


また著名な起業家や経営者の中には

論理や証拠を突き詰めて
全て具体化してもいまいち
ピンと来ない状況がある

と仰っています。

最終的には
自分が長年培ってきた
勘と経験から閃いて
決断する時があると。


今回のテーマである
「百聞は一見に如かず」には
2つの意味合いがあります。


1つ目は
言葉として耳から聞くよりも
実物を目で見たほうが
より分かる事です。

例えば
映画、絵画
綺麗な花、山
有名な観光地等です。


これらはどういったところが
素晴らしかったかを言葉で聞くよりも
実際に自分で見に行く事で分かります。

聞いただけで納得せずに
自分の目で見る事が
必要という事です。


2つ目は
人から聞いた話は
間違っているかもしれないので
自分で見て確認したほうが良い事です。

人の評判が該当します。


「あの人は苦手な人だ」
と他人から聞いたとしても
あくまで他人の視点です。

実際に会ってみたら
意外と接しやすい人
だったりします。

他人の意見や評判に流されず
自分でしっかり見て
考える事が大切です。


元々は「漢書」が由来です。
1つ目の意味が本来の意味に近いですが
2つ目の使い方もあります。


さらに、人々は続きの部分を
下記の通り創作しました。

百聞は一見に如かず
百見は一考に如かず
百考は一行に如かず
百行は一果(効)に如かず
百果(効)は一幸に如かず
百幸は一皇に如かず
                          Hatenaより引用
意味は
聞くだけでなく、実際に見てみないと分からない
見るだけでなく、考えないと意味がない
考えるだけでなく、行動するべきである
行動するだけでなく、成果を出さなければならない
成果をあげるだけでなく、それが幸せや喜びに繋がらなければならない
自分だけだなく、みんなの幸せを考えることが大事
                       
 Hatenaより引用


マザーテレサに
「思考に気をつけなさい」
似ているかもしれません。

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。


名探偵コナンの名言に
「真実はいつもひとつ」
があります。

確かにそうかもしれません。

限られた問題の中で
正解が1つだけ
決まって存在すると
すればの仮定です。

学校教育や受験勉強(資格試験)
といった○×方式で
正解&不正解を求める事に
おいては役立っています。

画像1


しかし、昨今の世界情勢を鑑みると
何が正解かは分からないです。

医療、教育、歴史等
あらゆる分野において
フェイク情報が
飛び交っています。


単純に二元論で分断し
双方が色眼鏡をかけた状態で
正義と悪の決めつけをする

「fight or flight」
闘うか逃げるかを
やっているだけです。

もちろん
「fight or flight」を
高みの見物をしながら
仕掛けている連中がいます。


分断された両者は共に
自分の考えが絶対に正しい前提で
主張するので収拾がつかないです。

仕掛け人は煽るだけ煽って
お互いが力尽きたところを
見計らって颯爽と
漁夫の利を得ています。

戦略的で知的エリートでもあり
腹黒い冷徹な策士でもあります。


多くの人が連中の仕掛けに
便乗する要因として
「網様体賦活系」があります。

網様体賦活系とは
目の前に起こる様々な現実のどれを認識して
どれを認識しないか振り分けるフィルターの事です。

「RAS機能」と呼ばれます。
Reticular Activating System


例えば

お気に入りの車(レクサス)があると
街中でその車を発見する。

ダイエットに関心がある人は
テレビ、雑誌、ネット等で
「やせる○○」のキーワードに
敏感に反応する。

好きな有名人がいれば
似た人を探すようになる。

etc


上記は肯定的な要素ですが
逆も然りです。

毎回否定形な思考や感情に
関心を持っていれば
自然とネガティブワードに
反応していきます。


風の時代も踏まえて
「情報」が色々な意味で
重要な鍵となっています。

支配者層は全てを
見据えたかのように
「情報」を餌として
拡散させています。


特に「恐怖」の「情報」を
扇動する事によって
意図的に混乱を
引き起こしています。

「恐怖」は「欲望」よりも
2倍の強さがあります。

悲しい現実ですが
生命を脅かされる危機的状況は
一般人を奮い立たせ、対立させる上で
連中にとって絶好の機会となっています。


対処法は仕掛け人の扇動に
便乗せず冷静かつ
ニュートラルな視点で
観察する事です。

感情的になって興奮するから
彼等の罠にハマっていくのです。


目に見える形だけを
意識的に識別していけば良い
という訳でもありません。

目に見えない物にも
注意しておく事です。


目に見えない物として
「信念」があります。

人は皆何かしらの
「信念」を持っています。


時にこの「信念」が
厄介な状況をもたらす
可能性を含んでいます。

「信念」を持つ事が問題ではなく
「信念」に固執して意固地になる事が
大きな問題へと発展します。


今日の動乱は

「連中が仕掛けたマッチポンプ」

「分断して扇動されている人達の信念に
 付け込んだ心理誘導による情報操作」

が考えられます。


「信念」を死守しなければならないと
思い込むと支配者層の思う壺です。 

「信念」は維持しても変化させても
どちらでも構わないです。


○○しなければならないと
真面目に考え過ぎてしまうと
苦しさが増していきます。

一貫性は大切ですが
「全てが虚かもしれない」と
色々な視野で認識する
臨機応変さも必要です。


五感と六感を併用して
総合的に俯瞰しながら
様々な角度で自分の中に
落とし込んでいく事です

目で確認する事は最後です。


五感と六感の統合は
聖闘士星矢の
「第七感(セブンセンシズ)」
思い出しました。

さらに

「第七感」を越えた
「第八感」である
「阿頼耶識」(あらやしき:八識)
お釈迦様の領域です。

「阿頼耶識」の感覚に
踏み込んでみたいです。


枠組みを外して
柔軟な視点で
捉えていきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたは
「五感と六感」
どちらを使っていますか?

もしくは
「第七感」や「第八感」を
体感した事があれば
教えてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?