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【睡眠不足はコツコツと返済する】

今日は

『睡眠不足はコツコツと返済する』

について考察していきます。

私自身幼少期から寝る事が嫌いで
両親も寝かしつける事に
相当苦労していたみたいです。

とにかく

「1日中活発に動きたい」

という氣持ちが強過ぎて
アクティブ少年でした。


この行動的な振る舞いが後々
色々な場面で支障をきたす事になる
とは想像もしていませんでした。


3歳頃は戦隊ヒーローシリーズに
夢中になっていた事が影響して
テレビを見て真似する事を
ひたすら繰り返していました。

ジッとしていられない性格も
この時に作られたと思われます。


小学生になると
剣道を習い始めた為に
益々動きが加速されました。

深夜まで起きて何度も
自分や先輩のビデオを観て
研究し尽くしていました。


良く言えば
フロー状態で集中している。

悪く言えば
剣道だけ取り組んで視野が狭い。

剣道に没頭してのめり込む生活が
高校生まで続きました。


ここで大きな問題が発生します。

それは

思春期の睡眠不足によって

「成長ホルモンが適切に分泌されず
 身体の発達に悪影響を及ぼす」

「性ホルモンの分泌に乱れが生じる」

「メラトニンが上手く分泌されなくなり
 病気予防や老化防止等支障をきたす」

etc

至る所に歪みをもたらします。


その結果身長が伸びず
忸怩たる思いをしています。


「寝る子は育つ」は
理にかなっています。

思春期は「睡眠」を
最優先事項にする事です。


椅子に座ってくだらない
知識偏重の詰め込み教育をするより
早く寝る事にフォーカスするほうが
IQと記憶力も向上します。

「睡眠こそ最大の学びの時間」です。


理想は12時間睡眠ですが
最低でも9時間は確保する事です。

夜6時(もしくは9時)に就寝して
朝6時に起床します。


また「サンゲージング」をする事で
寝る前にメラトニン分泌されて
入眠を誘発してくれます。

代謝が上昇してダイエットに繋がり
細胞再生や免疫力向上に役立ちます。


『太陽の光を浴びよう』参照。

日本の国全体が世界に比べて
睡眠不足傾向とも言われています。

日本が睡眠不足に陥る背景として
倫理観や社会的風潮が考えられます。


誠実勤勉な国民性は
非常に立派な事です。

しかし、行き過ぎると
同調圧力や村八分的態勢で
追い詰めて弾圧していきます。


事例として

「長時間勤務して大量行動すれば優秀である」

「寸暇を惜しんで一所懸命に働く事こそ素晴らしい」

「あまり寝過ぎると健康に良くない」(貝原益軒:養生訓)

「受験勉強による四当五落」

etc

睡眠時間を極限まで削って
必死に働き勉強する事が美徳である
という価値観が蔓延しています。

努力している過程を評価してもらいたい
承認欲求もあるかと思います。


特に戦後GHQによる
対日洗脳工作を考慮しなくても

焼け野原状態から
猛烈ド根性頑張り精神で
何とか経済を復興させる事に
邁進していたのでしょう。

大人は子供と状況が異なるので
時期によっては睡眠時間を削る位
我を忘れて取り組む事も
必要かもしれません。


日本は西欧諸国の中でも
とりわけ米国から
情報やデータを購入し
メディアを通して配信しています。

米国のフィルターを通してだけ
物事を認識判断するように
コントロールされています。


米国にとって都合の悪い情報は
一切入らないように
巧妙に仕組まれています。

昨今の某感染症や
某紛争問題を見れば
一目瞭然です。


働き方や睡眠に関する
よくありがちな報道として

「欧米諸国は日本より睡眠時間も多く
 プライベートを尊重している」

「日本は休日出勤が日常茶飯事で
 有給休暇の取得も少ない」

「日本は残業が多く年功序列制度や
 護送船団方式による権威性が見られる」

etc

確かにそのような側面もありますが
日本全体が皆同じではないです。


実際に1つ1つの企業の現場を
端から端まで確認した訳でもなく
1部の情報やデータを切り取って
鵜呑みにしているだけです。

欧米でも日本と同様に
ショートスリーパーで
世界中を飛び回っている
ビジネスマンもおられます。


東京の工場会社の社長は

「残業を全て廃止し、就業時間内で業務を完了する」

「完全週休2日制に変更し、業績に応じて全社員に賞与支給」

「仕組み化を図り、社員が家庭を大切に出来る環境を提起」

etc

素晴らしいリーダーシップを
発揮しておられます。


人間は網様体賦活系(RAS)により
自分の見たいモノ&コトを
信じるように動きます。

睡眠に関わらず
自分の信じたい情報だけ収集し
真逆の考えや相反する情報は
敵視して遮断します。

「睡眠不足」と「睡眠過剰」の
両極端に陥らないように
バランス良く整える事です。


睡眠不足のライフスタイルは
集中力を欠いてしまい
良いパフォーマンスを
発揮する事が出来ません。

睡眠時間が5時間以内の状態から
7時間以上に変えようとしても
すぐに対応する事は難しく
時間がかかります。

試しに週末まで寝溜めして
休日に12時間睡眠を行いましたが
全く上手くいかずかえって疲労感が
蓄積する状態になりました。


「睡眠不足」と「睡眠過剰」に陥らず
適切な睡眠を確保するアプローチは
下記の3つです。

1.ウルトラディアンリズムを活用して
  20分睡眠を最低1回取り入れる

2.仕事の間に10分間休憩を挾み
  目を閉じてリラックスする

3.就寝時間を1日1分ずつ早めていき
  最終的に2時間早く寝るようにする


1.ウルトラディアンリズムを活用して
  20分睡眠を最低1回取り入れる

   睡眠不足の人がいきなり
   7~8時間の睡眠は取れません。

   20分以内であれば
   就寝時への影響は少ないです。
  
   理想は完全に横になり20分睡眠を
   3回取る事が好ましいですが
   1回は取り入れたいところです。


2.仕事の間に10分間休憩を挾み
  目を閉じてリラックスする

   20分睡眠がどうしても困難な場合は
   5分~10分目を閉じるだけでも良いです。

   アイマスクや蒸しタオルを使って
   リフレッシュしても構いません。

   間の時間をいかに有効活用して
   休養を取るようにするかです。


3.就寝時間を1日1分ずつ早めていき
  最終的に2時間早く寝るようにする

   慣れるまで抵抗があるかもしれないですが
   睡眠時間が5時間以内の人は出来るだけ
   7時間確保していけるようにします。

   8時間睡眠が推奨されていますが
   それぞれライフスタイルが異なります。

   就寝時間だけで7時間にする
   必要はありません。

   20分睡眠や10分休憩を活用して
   全体として7時間睡眠に近づけるよう
   調整出来れば良いでしょう。


重要なポイントは

「寝溜めをしない」

「合間の時間を最大限に活用して
 こまめに休養&睡眠を取り入れる」

「自分のライフスタイルに合った睡眠を取る」

です。  


睡眠を夏休みの宿題のように

全て溜め込み最終日にまとめて
片付けるスタイルではなく

日々コツコツと積み重ねて
全体的に調和させていく事です。


心身共に健やかで過ごせるよう
睡眠を大切にしていきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたの「睡眠不足」解消法を
教えてください。

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