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【脳の嘘を見抜け!】

脳が嘘をついている!?

このように聞かれたらどう感じますか?

そんなバカなことある訳ないでしょ。
貴様は何を言ってるのだ。

通常反発する解釈があると思います。
私もそう感じていました。

脳がどうやって噓をつくのか?
興味関心が湧きました。

書籍や研究でも色々な事例が
報告されていますが
あえて私なりの見解を
申し上げたいと思います。


『脳の嘘を見抜く』には
どうすればいいのか。

自己コントロールを身につけることで
目標達成能力や誘惑に打ち克つスキルが
着実に備わってきます。

とは言えどこかで限界を
感じたりすることはありませんか?

例えばフルマラソンで足がもつれ
体力的・感情的にキツイと思い
途中でリタイヤしようと。

それが体力・感情ではなく
意志力に関する思い込みを
反映しているものだとしたら...

客観的に見れば肉体・感情の
バランスが崩れ限界が来ている
のだろうなぁと思うでしょう。

しかし、実際は脳が嘘をつき
肉体・感情に甘い囁きをする
指令を出しているのです。


脳には主語がありません。
厳密に言えば
脳は主語が理解できないのです。

脳には3つの役割りがあります。
爬虫類脳、哺乳類脳、人間脳です。

その中でも爬虫類脳、哺乳類脳は
本能、感情の機能を司っています。

ゆえに見た物、感じた物には
ありのまま描かれています。

自分が発した言葉全てを
自分事として捉えます。

良いこと、悪いことは
自分にも他人にも
全てブーメランのように
帰ってきます。


上記のマラソンで言えば

ああっ、もうしんどい、辞めたいと
言葉にして感情に表すと脳が自動的に
マイナス状態を認識してしまいます。

そうすると肉体・感情は
リタイヤしても良いのだと
勝手に解釈します。

反対にまだまだやれると思えば
脳がプラスの指令を出します。

面白い現象ですね。

※明らかに体の異常が出て命の危機に
 晒されることは除外しています。


本能や感情はある意味で
自己コントロールできないですが
理性や知性は自己コントロールできます。

人間脳は大脳新皮質である
知性・理性を司っています。

「思考は現実化する」書籍があります。
思考すると現実になる解釈だと
ただの妄想で終わってしまいます。

今思っている考え方を変えると
行動そのものが変わることです。

以前お伝えしたポジティブ万能ではなく
状況に応じて使い分けることです。

計画ではネガティブなことを想定しながら
実践ではポジティブに行動することです。

アクセルとブレーキの使い方です。


過去の歴史で事例があります。

何百年もの間
1マイル(約1.6km)を
4分以内で走るのは不可能だと
言われていました。

しかし、1954年5月6日
ロジャー・バニスター選手が
科学的なトレーニングによって
記録を破りました。

さらに驚くべきことにバニスター選手が
1マイル4分を切ってから1年以内に
全世界で37人が同じ記録を達成し

その翌年には、何と300人のランナーが
かつては打ち破ることのできなかった壁を
破ったのです。

当時の一流専門家達は
絶対に不可能だと
信じて疑わなかったです。


限界は常に幻想です。

脳の思い込みを外せば
限界を超えることができます。

単なる精神論ではなく
脳科学的な観点に基づいて
行動すると結果が出ます。

脳の嘘を見抜き
限界突破していきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。



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