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2024年【課題図書】第70回青少年読書感想文全国コンクール〜小学校低学年の部〜

先日本屋さんへ行ったら、早くも今年の青少年読書感想文コンクールの課題図書が並んでいました。
もうそんな時期なんだなあ。はやいですね。

我が家では毎年、夏休みの宿題の中から読書感想文は書くようにしています。去年は2人がそれぞれ入選、特選をいただきました。

娘が小学1年生になったときから毎年続けています。
それこそ最初は渋々、嫌々、私にうるさく言われるから仕方なく……という感じでした。

それが徐々に「夏休みに読書感想文を書くのは当たり前」という認識になってくれたようで、娘はわざわざ私が勧めなくとも自分から書いてくれるようになりました。

まだ息子のほうはまったくやる気になってくれないのですが。

さて、2024年・第70回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書について見ていきたいと思います。


2024年【第70回】青少年読書感想文全国コンクール課題図書

第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書

毎年なんとなく小学生の課題図書になった本はどんな内容なのかなあなんて、パラパラと全学年分の課題図書に目を通してしまいます。(立ち読みですが)

今年の課題図書も全部に目を通したいところではありますが、まだ数冊しか見ていません。うちの子たちはどの本を選ぶだろうなあ。

2024年の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書にはどんな本が選ばれたのか、一覧にして見てみましょう。

第70回青少年読書感想文全国コンクール【課題図書】一覧

【小学校低学年の部】

【小学校中学年の部】

【小学校高学年の部】



ひとまず小学校低学年部の4冊は読み終わりましたので、1作品ずつちょっとだけ詳しく見ていきたいと思います。
夏休みまではまだ1ヶ月以上ありますから、少しでも先読みしておくと後がラクになるかもしれませんね。

では、小学校低学年の部、課題図書4冊のご紹介です。



【小学校低学年の部】

●『アザラシのアニュー』

『アザラシのアニュー』
あずみ虫 作
童心社 1,650円

生まれたばかりのアザラシの赤ちゃん。
アニューと名付けられたアザラシの赤ちゃんが大冒険しながら成長していく姿を描いた1冊です。
さまざまな危険や不安な気持ちを乗り越えていく姿は思わず声に出して応援したくなります。
生き物の生態についても知ることができ、子どもたちも興味を持って読んでくれそうです。

●『ごめんねでてこい』

『ごめんねでてこい』
ささきみお 作・絵
文研出版  1,320円

これはね、低学年のお子さんには共感しやすい内容だと思いますよ。
いつもと違う環境に抱くモヤモヤとした気持ちや、大好きなおばあちゃんに思わず言ってしまった「きらい」の言葉。
謝るのって勇気がいるんですよね。
単にごめんねのタイミングを探る本ではなくて、低学年の子が、もう少し深い感情を見つけられる1冊だと思います。

●『おちびさんじゃないよ』

『おちびさんじゃないよ』
マヤ・マイヤーズ ぶん
ヘウォン・ユン え まえざわあきえ やく
イマジネイション・プラス  1,870円

おちびさん扱いしないでほしいという、低学年の子なら誰しも感じたことのある気持ちに寄り添った、感情移入しやすく読みやすい1冊。
小さな女の子テンちゃんが、とにかくかっこいい。
転校生のマルくんがいじめられそうになったとき、テンちゃんが取った行動は……。
小さくったってなんだってできる!勇気があって元気いっぱいのテンちゃんは見ていてとても気持ちが良いです。

●『どうやってできるの? チョコレート』

『どうやってできるの? チョコレート』
田村孝介ほか 写真
ひさかたチャイルド  1,430円

子どもたちの大好きなチョコレートが、どうやってできるのか。
表紙のおいしそうなこと。
カカオ豆からいつも食べているチョコレートになるまでが、写真付きでわかりやすく掲載されています。
実物大のカカオの大きさがわかったり、カカオの種の様子など、普段知ることのないものを見て、子どもたちはページをめくるたびに驚くことでしょう。



こんな感じで、今年もすばらしい4冊が課題図書に選ばれています。
お子さんが興味を持ちそうな本はありましたでしょうか。

中学年の部、高学年の部も私が読み終わり次第アップする予定です。
もしよかったらお付き合いください。

ありがとうございました。


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