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卒業生と振り返るイー・エージェンシーの歴史 Vol.2 林 昌孝さん

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イー・エージェンシーは、1999年の創業からこれまで、数多くの仲間に支えられてきました。仲間と一緒にいくつもの成功や失敗、その喜びや苦労を積み重ねて、今日まで成長してくることができました。そこで、過去に在籍していた人たちとともに当時を振り返り、そうした歴史の先に今のイー・エージェンシーがあることを再認識しつつ、今後の活動に繋げていきたいと思っています。
 
第2回目は、元グループ会社メンバーで現在ボクブロック株式会社 代表取締役の林 昌孝さんに、当時のSEO黎明期での営業経験や、独立後の起業を通じて学んだ会社経営の厳しさなどについてお話しいただきました。
 
もともとはFacebookのライブ配信で、元在籍者をゲストに迎えて一緒にお酒を飲みながらざっくばらんにお話をする「少し早めのお疲れさん会」という企画ですので、みなさんもぜひリラックスしてご覧いただけるとうれしいです。また、動画の会話だけでは意図がわかりにくい部分もありますので、記事(テキスト)もぜひお読みください。

※動画中、映像や音声が乱れる部分があります。また、動画の記事化にあたり、表現や内容をより伝わりやすく編集しています。

林 昌孝さん(現 ボクブロック株式会社 代表取締役)
イー・エージェンシーおよびグループ会社での略歴

2002年 グループ会社(2010年統合)のイー三六五株式会社入社
2002年 東京転勤
2006年 ネット広告代理店へ転職
2007年 ボクブロック株式会社設立


入社、そしてグループ会社の東京支部立ち上げ

――聞き手は林さんの在籍時に同僚だった五十嵐です。

五十嵐:「少し早めのお疲れさん会」 第2回目ということで、ボクブロック株式会社 代表取締役の林 昌孝さんにお越しいただきました。

林さんは、検索エンジンマーケティングなどを手掛けていたイー三六五(いーさんろくご。当時グループ会社。2010年に統合)に2002年に入社されましたが、当時はどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

林:当時は検索エンジンや懸賞サイトの登録代行などをやってました。いろんな制作会社さんに商材を紹介しに行ったのをすごく覚えてます。

五十嵐:検索エンジンの登録代行というのは、その当時Webサイトを立ち上げると、トラフィックを稼ぐために外部にひとつひとつリンクを貼るのですが、Web制作会社さん自らやるのは大変なので、それを代行しますよ、というサービスですね。
 
他にも、いろんな商材を扱っていましたが、サイトグラム覚えてますか?
現在はアクセス解析結果はリアルタイムでPCで見れますけど、当時は生ログの解析データを紙に印刷し、お客さんの目の前にブワッと広げて、サイトの入り口から出口までの導線はこうなってますよ、みたいな報告をしてましたよね。

林:覚えてます。印刷した紙の大きさが畳一畳分くらいありましたよね(笑)。今でも自分たちのサイトをサイトグラムで見て、ああだこうだと、みんなで意見交換するのも楽しそうですよね。

五十嵐:たしかにいろんな気づきや発見がありそうですね。そして、検索エンジンの登録代行をしつつ、そのリンクを貼っていくことがサイトのパワーを上げるということから、SEOに少しずつ事業を転換していったかなという記憶があるんですけど、当時のことは覚えてますか?

林:2002年あたりが「SEO」というキーワードが日本に上陸した年ぐらいだと思うんですが、甲斐さん(イー・エージェンシー社長の甲斐。当時はイー三六五社長も兼任)から「これからSEOが来るから1冊読んどいて」とSEOの本を渡されて、そこからSEOというものに関心を寄せるようになりました。

五十嵐:その頃に、京都から東京に移ってきたんですよね?

林:最初は京都オフィスで働いていたんですけど、僕が入社して半年後に、東京にイー三六五の支部を作るから行ってくれないか?という話をいただきまして、僕も働くなら東京だな、と以前から思っていたので、「行きます!」と即答しました。

五十嵐:東京の社員としては1人しかいなかったと思うんですけど、何から始めたんですか?

林:まずはグループ会社のイー・エージェンシーがWeb制作会社だったんで、イー三六五のサービスを使ってもらえるように社内営業を頑張りました。

――ここで林さんならではのエピソードをひとつ。当時イー三六五はイー・エージェンシーの東京オフィス内にありました。といっても、あるのは林さんのデスクひとつ。周囲にはイー・エージェンシーのメンバーが100人くらいいるものの、みんな忙しそうで、お互いなかなか顔も名前も覚えられません。

そんなとき林さんに、出先で財布を紛失し、その翌日に自宅に空き巣に入られ、ほとんど全財産を失うという事件が起こります。それでも、それをきっかけにイー・エージェンシーのメンバーからカンパしてもらったり、それを一人ずつ返したりといった交流を通じて、顔と名前を覚えてもらい、社内営業が断然しやすくなったそうです。

「ピンチをチャンスに変えるとはこういうことなんだ、というのを、社会人一年目で強烈に思い知らされましたね」と豪快に笑う林さんなのでした(笑)。

五十嵐:社外の営業活動はどうだったんですか?

林:イー三六五の東京支部を立ち上げたばかりということで、甲斐さんと一緒に動く時間がすごく多かったですね。当時の大手ネット広告代理店に、新卒1年目の僕がほぼ毎日のように訪問させてもらっていたというのは、ぼくにとっては相当強烈なインパクトがありました。

あるPCメーカーを訪問したときは、僕の父親ぐらいの年代の部長さんが、僕が話している内容を熱心にメモに取られてて、その姿を見たときに、僕はこの仕事を絶対続けたいな、って感動したのを覚えてます。その感動が今の仕事にも繋がってますね。

五十嵐:当時の甲斐さんの印象ってどんな感じでした?

林:今も若々しいんですけど、当時は僕の一般的な社長のイメージにないぐらい若くて、しかも、社員と近い存在の社長なのに社員が100人いるっていうギャップがインパクトあったし、自分もそういう風になれるのかな、って意識したところはありました。

五十嵐:当時の社員で今も繋がりがある方はいますか?

林:今でもいろんな方にめちゃくちゃ仲良くさせてもらってます。在籍当時には全然接点がなかった先輩も、今はすごく仲良くさせてもらっていたりしますし、そういう意味でもイー・エージェンシーは人間味あふれる会社だなって思いますね。

転職、そして起業

五十嵐:イー三六五に4年間在籍した後は、どういったところに転職されたんですか?

林:あるネット広告代理店さんから、新しい部署を一緒に立ち上げないかっていうことでお声がけいただいて、2006年からそちらでお世話になりました。

一大決心でしたね。というのも、イー三六五入社のきっかけも、身内の繋がりからということもありましたし、凄くお世話になったという思いもありましたので。でも、自分の置かれている環境を変えていきたいなという思いもあって一念発起しました。

五十嵐:同僚の僕から見ても、チャレンジの門出だなと思いましたね。その転職を経て、いよいよご自身で事業を立ち上げたんですよね?

林:そもそも会社経営をいつかやってみたいという思いがあったんですけど、転職した会社で経営陣に加わってみないかというお話をいただきました。いつか自分の会社を経営してみたいという思いを持ちながら、そういう話を受けるのは失礼だなと思い、そのタイミングで独立し、2007年にボクブロック株式会社を立ち上げました。

五十嵐:起業当初はどのような事業を手掛けていたんですか?

林:Web制作会社とネット広告代理店で勤めていた経験を活かして、自分の趣味でもある釣りのメディアサイトを立ち上げました。釣りは、グッズもあるし、釣り船予約もある。波のような天候情報など、いろんな情報を一元的に見られるようなサイトがあったら面白いかなって立ち上げたんですけど、全然上手くいかなくて、その後すぐに受託系の事業を始めたっていうのが、ボクブロックの初期です。

五十嵐:当初はメディアサイトとWeb制作をやっていたんですね。今はECに軸足を置いて展開されているようですが、ECの魅力はどんなところにあるんですか?

林:3期目くらいからEC業界に参入しましたが、ECはやったことがどれだけ売り上げに貢献したかが分かりやすいので、そこにやりがいを感じましたね。担当者さんの熱量もすごくて、その会社の社長さんが直々に出て来られることもありますし、どれだけ右肩上がりで成果を出せるかということを、皆さん頑張ってらっしゃいます。ECは立ち上げてからがスタートなので、より良くしていこうという意思が持続していくのも魅力ですね。

五十嵐:2022年の5月にイルグルムのグループ会社になられた背景はどんな感じだったんですか?

林:相手方からお声がけいただいたのですが、イルグルムのグループ会社であるイーシーキューブとは12年来のお付き合いがありました。イーシーキューブはオープンソースのECカートシステム「EC CUBE」の開発元で、僕らはそれを活用したインテグレートパートナーという立ち位置でした。

イルグルムグループとしても、EC CUBE自体がすでに3~4万店舗で使われているので、そのお客さんに対してシステムを提供するだけではなく、しっかり売上を上げていくようなソリューションを提供していこうとしていました。それを展開していくにあたって、僕たちのようにEC事業者さんに直接対面してソリューションを提供している会社と一緒にやっていきたいということで、2022年の2~3月あたりにコンタクトをいただいて、5月にグループ会社になりました。

五十嵐:かなり短いスパンで話が進んだんですね。イルグルムグループに参画した前と後で大きく変わったことはありますか?

林:イルグルムグループのシナジーを発揮していくということで、早速動きは変わっていますし、ご提案できる幅もかなり広がったなって実感してます。そもそも、EC事業者さんにもっと儲かっていただいて、ECの総量を上げていきたいっていう思いは、われわれもイルグルムも同じですので、その世界観を一緒にめざしていきたいですね。

会社経営で学んだこと

――聞き手はここから社長の甲斐に代わります。

甲斐:いざ社長になってみたらどうだった?

林:日々のお金の減り方とか、リアルな口座の残高とか、そういうものを目の当たりにすることがそれまで全くなかったので、やっぱり怖かったですね。

甲斐:毎日必要なお金が社員の人数分だけ動くでしょ。ひとりにかかる予算が、2人なら2倍、3人なら3倍、100人なら100倍になるから、100倍のレバレッジをかけていくのもなかなか大変だよ。社員の暮らしへの責任も生じるし、綺麗事だけじゃなくて、守らなきゃいけないことも増えるしね。

そういうのも結構抱え込んでしまうでしょ。林くんも、イルグルムさんとのお話がある前、夢ややりたいことよりも、責任を背負っていること自体が仕事みたいな感じになってたので、一回その荷物を下ろした方がいいんじゃない?っていう話もしたよね。

林:たしかに、何とか頑張って現状を守らなきゃ、って思ってましたね。プラスの投資というよりも、そっちへの意識に引きずられてました。それが自分の弱さというか悩んだポイントではありましたね。

甲斐:経営の本質的なところはその葛藤みたいなところにあるんじゃないかって思うんだよね。
経営って多くの場合、答えは0か1かではなくて、大体その中間にあって、その中間のどの辺をやるかっていう選択をすることが経営者の仕事だからね。重荷を背負ってる責任と、夢みたいなものの葛藤の中から、その答えを学んでいくんだろうね。って、僕ばかりしゃべってるね(笑)。

林:ありがたいことに、甲斐さんとは3ヶ月とか半年ごとにお会いして、こういう話をしてもらってるんですよね、今でも。

甲斐:イルグルムグループに参画して、新しいステージに行けたんだから、できることも増えるだろうし、今後会った時に、夢というか、今はこんなことをやってる、みたいな話ができるといいね。

林:毎回、会う度にその夢をアップグレードできているといいですよね。

――今回のゲストはボクブロック株式会社 代表取締役の林 昌孝さんでした。林さん、ありがとうございました。


▼今回Facebookライブで対談を始めてみた実感を、甲斐がコラムにしていますので、ぜひご覧ください。

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