甘い思い出　　　詩

一度の恋愛でも甘い思い出なんだ。
たったその人と満ちた内容の恋愛は
忘れられない人。工場のゴミ捨て場から見える、赤みがかった月、あなたも
見ていたんだね。二人で兵隊さんの
幽霊が見えて恐くて抱きついたね。
あれは二等兵だとあなたは言ってた。
恐怖も抱きしめあった夜まんざら幽霊も恐くてありがたい存在だった。
二人の甘い恋は車の中が多かった。
ドライブがデートであった。
私の恋よ甦れ！