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太陽神     詩

前の家からのぞく私の小窓。
そこから夜明けの合図が始まって日の
光がのぞく。
ただひたすら歩いて、洗濯終わって
一つ二つ私の仕事は済む。
後はコーヒーを飲んで高く日が昇るのを待つ。
女性は待つ生き物だ。
夫の帰りを待ち、子供の帰りを待ち
老いてゆくのだ。
そんな光景を太陽神は退屈もせず
見ておられる。
でも私だけの太陽でなく世界各国の
見ているアイドル的存在だ。

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