天邪鬼の眼

Festina Lente ❣ゆっくり急げ️‼️ 時は流れ、世の中は、留まることもなく移ろ…

天邪鬼の眼

Festina Lente ❣ゆっくり急げ️‼️ 時は流れ、世の中は、留まることもなく移ろう。そんな時の中で感じたことを徒然に… 😉… 学校関係者、やや停滞感のある働き方改革を周囲から支援。一般社団法人ライフ&ワーク(代表理事:妹尾昌俊)理事、学校支援アドバイザー。

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初めの一歩!

「著書を出すのは、読者との対話を望むからだ。」 という文を読んだことがあります。 これまで若い頃から教育の現場にいて、たくさんの子どもたち、先生方、保護者の方々と出会いました。学校の中にあって、様々なことを感じて、便りに認めたりしてきました。 世に書を著している先生方や日々の実践を積んでいる素晴らしい先生方のような立派なことができてきたわけでもありませんし、子どもたちにも大きな顔をして物を言うほどのことができていたわけでは決してありません。中には、その頃を思い出してお詫び

    • 快眠のための生活習慣!& 快眠からの“改革”

      はじめに 忙しい現代社会において、健康とパフォーマンスの向上は多くの人々にとって重要な課題ですよね。 特に、質の良い睡眠は心身の健康に直結しています。 それなのに、忙しい日常生活の中で、睡眠の重要性が見落とされがち… かくいう私も毎晩、寝入りが悪いし、夜中に何度も起きるし、 何時間寝てもたっぷり寝たなぁという充実感を長いこと感じたことがありません。 改めて、睡眠の質を向上させるための具体的な方法とか安眠グッズ、 そして睡眠不足が健康に及ぼす影響について一緒に考えながら自身

      • ”学校エグゼクティブコーチング”の可能性

        教育現場は、急速な社会の変化や多様化する生徒のニーズに対応するために、数え上げたらキリがないほど多くの課題に直面しています。 そして、全国の校長や教頭などの管理職は、学校のリーダーシップを担い、学校全体の運営や教育の質を左右する重要な役割を担っています。学校の管理職は、大多数は、教員としてそれぞれが様々な経歴を辿りながらその職についています。 ①教諭 ②主幹教諭 ③教務 ④市教委経験者 ・・・指導主事系、特別支援教育系、人事担当系、総務系etc ⑤県教委経験者 ・・・指導主

        • 学級づくり 言葉を届ける ~水やりの“教え”~

          前回の「クラス運営をスムーズにするための日常の小さな習慣」には書いていませんでしたが、クラスに運営が難しくなっている学級に共通する最大のことは、ツイートに記したつぎのことです。 若い頃、生活科を研究していて、🪴植物を育てることが大好きな先輩からこんなことを言われ、諭された(叱られた)ことがありました。 放課後、授業を終えて職員室にいると 「花壇に水をあげてきてよ!」と先輩から言われ、 「分かりました。」と言いながらも半ば渋々花壇に水をあげに行きました。 ジョウロに水を汲み

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        初めの一歩!

          クラス運営をスムーズにするための日常の小さな習慣

          子どもたちの変容、保護者、社会の変質、膨大な担任業務…学級運営はますます難しくなっています。 ここ数年、学級運営が難しくなってきた学級、担任のサポートをしています。 特化してそうしたクラスを眺めていると他愛もないような日常の出来事が共通している事に気がつきます。 そうしたクラスでは、決まって 何だかマイナスなことばかり列記してしまいましたが、どのクラスもこういった問題が顕著で、すべてとは言わずともいくつかは確実に共通しています。 これらの問題を解決するためには、日常の

          クラス運営をスムーズにするための日常の小さな習慣

          “言葉の力”で子供の行動を導く⁉︎

          特別支援学級の児童Aさんとの関わった学生からの話で、私は「伝え方の重要性」を改めて再認識しました。 Aさんは、交流に行く際には必ず大人と一緒に行かなければならないルールがありますが、一人で走って行ってしまうことが度々あったそうです。 この問題に対して、どのようにすればAさんと一緒に教室まで行けるのかを考えた学生は、「先生に道案内をして」と伝えることで解決できた体験を聞かせてくれました。 この体験を耳にして、改めて言葉の使い方がいかに子供の行動を左右するのかに意識を向けたくな

          “言葉の力”で子供の行動を導く⁉︎

          トラブル対応:クラスの小さな事件から考える

          学校でのよくある光景の一例 女子児童Bさんの前に少々やんちゃな男子児童Aさんが座っています。授業中、後ろに座るBさんから、「Aさんが消しゴムを投げてきていやなんです」と申し出がありました。このような申し出を受けたとき、まずAさんに心当たりがあるか尋ねてみました。すると、Aさんは「Bさんが先にやってきたんだよ!」と言います。この発言を受けて「Bさん、Aさんにも同じことをしたかな?」と尋ねると、Bさんは表情が曇り、「私は、してません!」と言い張ります。 学校の現場では、こうし

          トラブル対応:クラスの小さな事件から考える

          AIを活用した教員採用試験の小論文対策

          採用試験が近づいているこの時期、今回は、AIを活用した教員採用試験の小論文対策について考えてみました。 はじめに 教員採用試験の小論文対策は、多くの受験生にとってそれなりに負担感の大きな試験だと思います。限られた時間の中で、周りの受験者が静寂の中にペンを走らせる何ともいえない雰囲気の中で、論理的かつ明瞭な文章を書き上げなくてはなりません。その能力を身につけることは容易ではありません。 教員を志す学生とは、小論文講座と題して、様々なテーマで場数を踏みながら限られた時間の中で

          AIを活用した教員採用試験の小論文対策

          AIを活用した教員採用試験の面接対策とは?

          今回は、前回に引き続き、AIを活用した教員採用試験の面接対策について考えてみましょう!公開GPTsの“おまけ付き“(公開してみました!) chatGPTの無料ユーザーも全面的に公開されたGPTsの活用ができるようになったことを記念して、長い文章ですが、記事も無料化しました。 教員採用試験の面接対策とは教員採用試験の面接対策は、非常に重要です。面接では、多くの点が評価されるため、しっかりと準備をする必要があります。具体的には、以下のようなポイントが重要です。 面接の重要性

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          教員採用試験に向けたAI活用術 ~総論~

          藤井聡太がAIで将棋の練習をしているというニュースを見たことがある。 ふ〜ん、そうなんだ。チェス♟️もAIに勝てないって言うしなぁ~⁉︎ と読み流していた。 ニュース記事などを読んでいると科学や医学の世界だと、もうAIなしでは語れなくなっているらしい。 改めて、将棋界の若き天才、藤井聡太選手がAIをどのように活用しているかを見てみましょう。彼の練習方法には、AI技術が大いに関与しているそうです。その応用の可能性には本当に驚かされます。 ①AI技術を用いて戦術分析、対局デ

          教員採用試験に向けたAI活用術 ~総論~

          教員にとっての自己成長とイチローの教え

          「努力」とか「根性」という言葉が不人気どころか死語に思えるようになったご時世に、日米の野球界で偉業を成し遂げたイチローは、若者に向けてYoutube等でイチロー流のメッセージを伝えています。コツコツ努力をするということが流行らない時代のアンチテーゼのような内容です。 今回は、イチローさんの捉える「自己肯定感」を話題にしてみようと思います。 1. イチローの自己肯定感に対する考え方 イチローという名前を聞くと、多くの人がその謙虚さや強靭なメンタルを思い浮かべることでしょう

          教員にとっての自己成長とイチローの教え

          「"教員"から"教師"、"教育者"へ」

          春の訪れとともに、新たな先生たちが子供たちの前に立つ。 新たな先生方が必ず受験する採用試験の名称は、「教“員”採用試験」 「“教師”採用試験」ではなく教員採用です。教育の現場において、「教員」という言葉は、何気なく一般的に使われています。教員と教師、一体この違いは、何でしょうか?教員と教師、そして教育者としての違いを知ることは、その職に就いて仕事をしていく上で大事なことではないかと思います。 私は、現職時代、先生方に「教員であることにとどまらず、教師、教育者として子どもた

          「"教員"から"教師"、"教育者"へ」

          働き方改革・業務改善 アイデア&チェックリスト

          今年の夏に「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策(提言)」(令和5年8月28日中央教育審議会初等中等教育分科会質の高い教師の確保特別部会)を踏まえた取組の徹底等について(通知)が発出されました。 この提言が発出される以前にも、文部科学省は、働き方改革に向けていくつか資料を示しています。その中で、目に留まるのは、「働き方改革事例集」です。 なかなかボリュームのある事例集で、全国の先進的な取り組みをまとめていて参考になりそうなものでもあります。この事例集、少

          働き方改革・業務改善 アイデア&チェックリスト

          教育採用試験準備を生かす!

          定年を待たずに、家庭の事情で学校から身を引いたのが昨年3月末。 長年、教育の世界に身を置いてきたし、現場はもちろんのこと、市や県の教育行政で経験したことも財産かと思って、身を引いてからも小学校へ手伝いに行ったり、働き方改革に関わることをお手伝いをしたり、アフタースクール的なことも応援したいと思い動いてみたりしていた。 最近は、行政経験や管理職時代の経験を生かして、教員採用試験を受験する学生の支援にも関わっている。 とにかく、極まる学校を周囲から応援・支援して少しでも良い環境

          教育採用試験準備を生かす!

          小さなことの積み重ね

          私は、散らかし屋で、物も多くてさらに捨てることも苦手… 勢い限られた居住スペースも整理された状態とは言いがたい。 整理をしよう、掃除をしようとしてもままならないまま日々を送ってしまい 結局、片付かない空間で生活を送っているような有り様。 そんな暮らし、日常をなんとかしなくてはとこもい悩む時に ふと、小さなことをもっと大切にすべきじゃないのかと思うことがある。 ・履いた靴は揃えて脱いで、収納すべきものはしまう。 ・使ったものを元に戻す。 ・ゴミや綿埃が床にあったらサッと拾

          小さなことの積み重ね

          知識は、実践、実行を通じて生きてくる!

          つい目がいって仏門をくぐったお坊さんの書いた本を手にすることがある。数日前に立ち寄った本屋で、やはり目が留まって、読み始めた本につぎのようなくだりがあった。 お坊さんの示唆に富む話このことは、窮する学校現場の働き方改革を考えた時に立ち返ってみる示唆に富んだ話ではないかと感じます。教育関係者のとって、働き方改革や業務改善について有益な講演や話を聞く機会は、それなりにあるでしょう。 さて、ここで立ち止まって考えて、そうした有益な話を実際の職場で実行しているか、生かしているかを

          知識は、実践、実行を通じて生きてくる!