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小さなことの積み重ね

私は、散らかし屋で、物も多くてさらに捨てることも苦手…
勢い限られた居住スペースも整理された状態とは言いがたい。

整理をしよう、掃除をしようとしてもままならないまま日々を送ってしまい
結局、片付かない空間で生活を送っているような有り様。

そんな暮らし、日常をなんとかしなくてはとこもい悩む時に
ふと、小さなことをもっと大切にすべきじゃないのかと思うことがある。

・履いた靴は揃えて脱いで、収納すべきものはしまう。
・使ったものを元に戻す。
・ゴミや綿埃が床にあったらサッと拾う、拭う。
・届いた郵便物は、その場で開けて処理をする。
・買った食材を腐らせないで使い切る
・頂き物は、早めに開けて楽しませてもらう。・・・

そんな簡単なことすら、日々の暮らしではできないでやり過ごしてしまいます。

おそらく、仕事、職場も働き方も似ているにではないでしょうか。関わる人の数が、家族とは異なりますから、その掌握やきちんと成すことはより一層大変です。

以前、こんな話を読んだことがあります。
「晴れている日にも傘立てにたくさんのビニール傘が、雑然と並ぶ職場とは取引きしない」という話です。もちろんビニール傘に責任はありません。
しかし、そこから職場の姿勢が垣間見られることを重視していくという内容でした。

・まずビニール傘が多いというのは、傘を用意せずに場当たり的に買い求められるケースにも繋がる。天気は予報を見ればある程度予測できるにも関わらず、天気をに気にかけず傘が持ち込まれたりしている可能性が高いということ。つまり、先を見越して行動していないってこと⁈
・晴れた日にもたくさんの傘が残っているというのは、身の回りの物に対して意識が向いていない可能性が高く、扱いも丁寧さに欠いているのかもしれない。

そもそも、職場の出入り口に設置されているであろう傘置きの傘🌂が管理できない姿勢は、人や仕事に関する意識に反映されると考えるのが順当だという考えでした。
こうした捉え方から、乱雑な状態の傘立ては、信頼感にも関わるという見方から取り引き云々という話に展開していたわけです。

翻って、身近なことを考えると確かにこうした側面は的を射ているように思います。
●梵字徹底
●小さなことを大切にする
といった良く言われることも先に述べたこととも繋がり、大切にしなければならない姿勢であることが分かります。

教育学者の森信三先生が、再建の三要素として語った
「場を清める」ことの大切さが改めて力強く心に響いてくる
気がします。

「教室環境を整えよう!」などと周りから指導されたり、研修で教わることもあるでしょうが、そこには、単に教室を綺麗にすることのみならず、精神的なことも含め、全ては繋がっているんですね!

床に落ちているゴミを拾う
黒板を綺麗にする
ロッカーの上、棚を整理する
教師用に机を整える

子供たちも
自分の机の中を綺麗にする
使っているロッカーを整える

そんな当たり前のようなことが、心を耕す上でも重要なことなんでしょう。

教育活動では、教科書、色々なプリント、ドリル、さらには、様々な配布物があり先生の机上も子供たちの机の中も雑然としてしまうことはよくあります。
そこを整理して整然とするためには相当の工夫と努力、そして、小さなことを大切にする姿勢が必要になってくるのではないかと思います。
ただ、その効能は馬鹿にならないはずです!

本当に自戒を込めて、小さなことの積み重ねを大切にしなくては…

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