エッセイ#9「今、行けそう！というタイミングを見逃さないこと」

「これやってみたい」「興味がある」というものに出会えた時、中々すぐ動けない。

今は忙しいし、気分じゃないし、疲れているし、何かと理由をつけて後回しにしがち。

気づいたら「やってみたいな〜」と思ってから、1年以上経っていることもあった。

そんな日々でも、どこかのタイミングで「今なら動けそう！」「今ならやれそう！」という時がやってくる。

そのタイミングがきたら、見逃さず、サッと動けるかどうかが大事だ。

最近でいうと（前の記事にも書いた）最終章の映画を観たこと。

「勇気がない…」「受け止められるか不安…」という気持ちだったけど「今なら観れるかも！」という日がきた。

自分の気持ちを無視して、映画を観ても辛いだけ。だったら、自分の気持ちが整うまで何年かかっても待つ。

「映画の最終回が見れない…」ことを急いでも仕方がない。だったら、自分のコンディションがバッチリな時に観た方が、より映画と向き合える。

これは、本を読み始めるタイミングも同じ。

今読めないなと思っていた本が、ある日突然「読みたい！」という気持ちに変わることがある。

気になっているものに触れるタイミングは、自分の直感が教えてくれる。その声が聞こえたら、素直に飛び込んでみること。

「今、行けそう！」というタイミングは、時が来るのを待っている。

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