コルクラボ文化祭

#勝手にコルクラボ

11月24日に、妻に連れられ「株式会社コルク」のプロジェクトであるコルクラボ主催の「コルクラボ文化祭」に参加してまいりました。
株式会社コルクは界隈では有名なイケてる社長「佐渡島庸平」さんが立ち上げた漫画家とメディアをつなぐエージェント企業です。
固くなってしまった出版業界に風穴を開けるような斬新なビジネスをブイブイやっております。具体的には漫画家のプロデュースやデビューまでのサポート、コミュニティ作りなどを行っています。
代表プロデュース作品としては「宇宙兄弟」や「インベスターZ」がありますね。

さて、そんなコルクのやっているイベント「コルクラボ文化祭」は今回がはじめてのイベントで、漫画家さんや編集者さん、その他界隈の人のコミュニティを拓くべく立ち上がったイベントだそうです。


■#勝手にコルクラボ

さて、コルクラボではなんでも、毎回の勉強会で「秘密のお題」が出るようで、それに何かしらの形で応えるということをやっているそうです。
で、勉強会内のみでやる予定だったその企画は、気がつくと勝手にツイッターなどで拡散し、自然発生的に「#勝手にコルクラボ」というハッシュタグとともにちょっとしたイベントみたいになったそうです。

んで、その「#勝手にコルクラボ」現象にぜひ乗ってみませんかと会場で誘いを受けたので、早速やってみたいと思います。
ちなみにお誘いくださったのは上田浩平さんというアニメとかゲームとかの業界をいろいろして、なんかイロイロで色々なお兄さんです。

では早速始めてみたいと思います。

質問
1. あなたが考えてワクワクする「これからの私」ってどんな感じ?
2. そして、それを誰かに伝えてみよう
3. あなたの夢はどう変わっていきましたか?(幼少から今にかけて)
4. なぜその夢を諦めたの?


1. あなたが考えてワクワクする「これからの私」ってどんな感じ?


僕は現在プロダクトデザイナーを生業としていますが、ぜひとも自身でビジネスを立ち上げて、独立したいと思っています。
まぁ、独立した人はみんな苦しそうですが、同時に楽しそうです。
どんなビジネスをしたいか等々は正直全く定まっていないのですが、自身の身一つを世界そのものに晒すというのは、なかなかに生きてるって感じが良いような気がしています。
もう少し具体的には、実際に困っている経営者さんなどに(特にデザイナーなどを雇えないような中小企業経営者)デザインの方法を伝えて、よりよく会社が回るようなお手伝いができたら嬉しいと考えています。
そういう意味ではやっぱり、自身も含め経営関係のお仕事に携われる人にはなりたいですね。
真の意味でデザインを世の中で機能させて、日本全体を元気にするためにも経営段階からのコミットできるデザイナーに僕自身がなっていく必要があるからです。

2. そして、それを誰かに伝えてみよう

今noteで伝えているところですよー。
僕自身概ね夢の方向性は上のような感じなのですが、いかんせん細部が変化しやすいため、誰かに伝えるごとに微妙にバリエーションが増えてしまっています。
とりあえず、前回ちょっとした夢ができたと某SNSで伝えたところ、いいねはわりと付きました。その時は「友達と一緒に仕事をしてみたい」というような内容でした。
何にせよ、上の通り自身のビジネスをもって、友人やリスペクトしている人と一緒に、困っている人を助けたいと思っています。


3. あなたの夢はどう変わっていきましたか?(幼少から今にかけて)

幼少期→プログラマー
小学生→プログラマー
中学生→漫画家
高校生→漫画家
大学生・大学院→プロダクトデザイナー
社会人→起業家

といった感じに変遷しています。
遠からず夢はかなっているので、なかなか僕の勘が良かったのか、はたまた予言の自己成就なのかといった感じです。


4. なぜその夢を諦めたの?

そこそこ夢かなっているので、諦めたのかと言われると中途半端なのですがとりあえず。

プログラマー
バリバリのゲーマーだった僕が、漠然と「ゲームを作る仕事がしたい」と考えていたため、口にしていた夢です。
その時たまたまクリアした星のカービィのエンディングのスタッフロールで「プログラマー」という文字を見つけて、どんな仕事かもわからずに言っていました。
強いて諦めた理由を書くとすれば、高校以降めっきりゲームをしなくなってしまい、また、ゲームを作るにしてもプログラムよりもグラフィック側が良いなと考えるようになったからです。
とはいえ、なんだかんだ今でもプログラムへの興味は尽きず、普通にAI業界に転職したいと考えていたりします。ので、夢のカタチは変わったものの、相変わらず興味は失っていません。

漫画家
当時絶賛いじめられっ子だった僕は、膨らんだ自意識のままに「個人名が売れる仕事に就きたい」という願望が有りました。
それだけでなく図工や絵を書く事自体は幼少期よりスキだったこともあり、ひたすらノートの端に絵を描いていました。
加えて、当時の少ない友達との話題はいつも漫画・アニメ・ゲーム。オタク趣味三銃士のフルコンプリートで、オタク街道まっしぐらでした。
上のような理由から、ごくごく自然に漫画家になりたいと考えていました。

そんな中だんだんと「あれ?この漫画まだまだ続きそうだったのに終わっちゃったぞ?」とか「流石にこの漫画、話長すぎるだろ」とか、いわゆる「大人の都合」で物語の構成が変化していることに気づいてしまいました。
当時の僕は「皆に夢を売る仕事なのにコレはけしからん」と、どこに向かっているのかわからない義憤に駆られ、漫画家という職業に絶望してしまいました。漫画家の夢を絶った理由はコレです。

しかし、当時腐るほど厨ニイラストを書き続けたおかげで、今の職業の基礎力にはなっている(とはいえ僕は絵は下手ですが)ので、コレまた未だに活きています。


プロダクトデザイナー
曲がりなりにもこの夢はバッチリ叶いました。賞をバカバカ取るような立派なプロダクトデザイナーや、華やかな大規模プロジェクトを回せるような大企業のデザイナーにはなれませんでしたが、僕らしい油にまみれて金属削って模型作るようないい意味で「ダサい」デザイナーになれました。
今はこの「ものづくり」の経験をそういった経験の機会が少ない人や、子どもたちに伝えたいなぁと考えています。


起業家
最後にこれからの夢です。僕は自分の考えたお仕事で世の中に貢献したいです。ついでにいうと四億円ほしいです。
なぜ四億円かというと、四億円を利回り3%で回すと、不労所得を一年で1200万円もらえる計算になります。
妻をもらって、これから家族も増えていくかもしれない中で、無限に金が金を生むエンジンはほしいところです。

で、もっというと、お金を腐るほど持つことで、世の中の煩わしいことを退け、本当に自分がやりたいことのみに注力できる時間がほしいのです。
このコルクのイベントに関しても、漫画家を目指す妻が教えてくれたわけですが、そんな妻が漫画に時間を使い続けたり、僕がふとした拍子にロケット開発とか始められるように、死ぬほどお金が必要です。
コルクのイベントに来ているようなクリエイティブな表現者の方々が、首をくくらずに表現ができるような世界を成り立たせるためには、僕のような金に執着のある醜い表現者のなり損ないみたいな奴が必要だと考えています。
何より僕は現在の日本のクリエイターに対する理解の無さに腹が立っています。
いち企業として成功すれば、クリエイターの理解を進められるような社会の実現に一歩近づけられるような気がするのです。最後のワザはレベルを上げて物理(お金)で殴るなのです。
この夢はまだ諦めていません。



ヤバイ。結構長くなった。本日はコレにて「#勝手にコルクラボ」を終わりにしたいと思います。
お休みですー

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