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【いちばんやさしいDXの教本】を読んでみての感想〜人気講師が教える攻めのIT戦略〜

はじめに

テレワークが働き方の新常識になりつつある現代で、DXは外部環境に左右されない企業体質をつくり上げるうえでも避けて通れなくなってきました。

本記事では、そんなDXを進めるために必要な知識と実行ステップを、現場目線で丁寧に解説している『いちばんやさしいDXの教本』という本を紹介します。

ビジネスプロセス、ビジネスモデルの変革を目指せるように、豊富な図を用いて解説しているので、ぜひご興味ある方を読んでみてください。


1.DXとは?!

これまで、DXについては別な記事でもご紹介していますので、ぜひ見ていただけたら幸いです。

2.個人のデジタル化は進んできた

現代では、それぞれもっている携帯をスケジュール手帳のかわりや財布代わりにしています。

連絡は、メールやLINEを活用し、もうデジタルツールを活用しないと生活ができないようにようになってきています。

さらにコロナ禍では、オンライン通話を行なっていたり、病院などのオンライン受診、予約なども行なっております。

人によっては、メモやノート取りもiPadを活用したりと急速にデジタル化が進んでいます。(私自身も、普段メモをとるときや、アイディアを整理するときはiPadを活用しています。)

普段活用している2つのツールもご紹介します。

①Goodnotes
手書きでノートをとったり、取り込んだPDFや資料等に注釈をつけたりすることが可能なデジタルノート

②Figma
思考整理・デザインのワイヤーフレームを制作するなどを可能にするプラットフォーム

3.社会のデジタル化はどうか?

一方、企業や世の中はどうかを見てみると、あまりデジタル化は進んでいない印象です。(進んでいるところと、そうではないところの差が激しいのです)

デジタルツールを活用しているところもあれば、いまだに紙でチェックをしていたり、ハンコを1つずつ押していたりというところもあります。

デジタルが進まない理由はなんなのか?

・顧客が高齢者
・ステップをイメージできていない
・目的が曖昧
・協業先も紙だから etc…

さまざまな理由があると思いますが、
やはり、DXする目的へのステップをイメージができないに尽きるなと思います。

本書では、押印のデジタル化から新しい価値を提供するまで、様々な事例を取り上げられていたので、「私でもできる」と思ってもらえるものかなと思います。

協業先の企業や、取引先の企業が紙だと進めにくい一面もあったりするかと思いますが、そんな企業仲間とも一緒にDXに取り組んでみてください。

国もDXを進めていますが、都や県、市町村に提出する書類、送ってもらう書類は、未だに紙のところもあります(もちろんデータのところもあります)。

個人的には、世の中のさらなるDX推進には行政の力強さも必要不可欠なのかなと思っておりますので、自治体との取り組みも頑張っていきたいと思います。

さいごに

まずは、ここまで読んでくださりありがとうございます。

本書では、DXに関わるうえでの用語、DXの各ステップにおける事例、わかりやすい図での説明と、タイトルにある通り「いちばんやさしいDXの教本」だったのかなと思います。

とはいえ、DXに進むためには、多くの課題にもぶつかると思います。
ツールも多いので「どんなツールをつかったら良いのだろうか?」や、「どうやって社内に浸透させていけばいいのか」などなど、、、

本には書いていないことは現場でもちろん発生します。
でも、進まなければ、新し課題が生まれない代わりに、今あるアナログの課題がずっと積み上がるだけです。

ぜひ、これを機にDXに少し歩んで、事業の「勿体無い」を改善していきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
課題や悩みがあり相談したい方は、いつでもDXラボに相談してください。
少しでも勿体無いをなくしていきましょう!
(新しく簡単な相談窓口をつくってみましたのでよろしくお願いします。)


他のDXの参考になる本も以前紹介していたので、ぜひ読んでみてください。


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