なぜウォーキングやジョギングより筋トレをするべきなのか?

みなさんが筋トレをする目的はほとんどが

・良い体になりたい

・おなか周りの脂肪を落としたい

・単純に痩せたい

あたりだと思います。

実際にウォーキングやジョギングのような運動を始めると運動量が増えてきて痩せてくる人もいてるでしょう。

しかしそれは本質ではないんですよね。

筋トレの目的は

「太りにくい体を作ること」

なんです。

そしてその体を徐々に作り上げていくことによって長期的にみるとよい体を維持できるということなんです。

今回は筋トレをしてよい体を目指している人たちにとって少し難しい話をしていこうと思います。


筋肉には「速筋」と「遅筋」という2種類の筋肉がある

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速筋というのはムキムキのボディビルダーのような大きく太い筋肉のことです。

一方遅筋というのはマラソン選手のような筋肉です。

ボディビルダーはわかりやすいでしょうが、マラソン選手はわかりにくいですよね?

あの人たちが多く持っている「遅筋」という筋肉は太く、大きくなりません。

その代わり持久力があります。

しかしパワーはありません。


逆にボディビルダーたちの「速筋」は持久力がない代わりにパワーがあります。

しかし持久力はありません。

要は

速筋 大きい筋肉 パワーあり 持久力なし

遅筋 小さい筋肉 パワーなし 持久力あり

こんな感じです。


有酸素運動と無酸素運動

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運動にも2種類あります。

有酸素運動=ジョギング

無酸素運動=筋トレ

と考えてくれればよいです。

有酸素運動は酸素を取り込み、数十分間の運動を続けることによって体内の体脂肪を落とすことができます。

つくのは遅筋です。

一方無酸素運動は酸素を必要としなく、数十秒の運動しか続きませんがパワーがつきます。

つくのは速筋です。


基礎代謝を上げることが筋トレの最大の目的

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基礎代謝というものがあってこれは寝てる間もカロリーを消費してくれるもので、この基礎代謝を上げるということが一番の目的です。

寝てる間も勝手にカロリーを消費してくれるのですからお得ですよね?

この基礎代謝を上げてくれるのが速筋なんです。
つまり筋トレなんです。

なので長年筋トレを継続してある程度の筋肉をつけた人は全然太りません。

僕も相当に食べまくらない限り太ることはありません。

筋肉の量を増やしていけば基礎代謝は上がっていきます。

そうすると食事の量も増やさないといけなくなり、同時に筋肉に回る栄養分も増えていき筋肉もついてきます。


有酸素運動と無酸素運動の決定的な違い

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それは・・・

有酸素運動は運動が終わった瞬間はカロリーや体脂肪を使って痩せた気になりますが食事をするとすぐに元通りになってしまうということなんです。
つまりその場だけの運動っていうことです。
短期的な視点で痩せることができるということです。

なので有酸素運動で痩せようとすると毎日のように運動しなければなりません。


無酸素運動はその場ではほとんど痩せませんし筋肉も実際にはそこまでついていません。

しかしそれを長く継続すると太りにくい体を作ることができます。
長期的な視点で痩せることができるということです。
なので長期的な目線で太りにくい体を作ることができる無酸素運動である筋トレが必要なんです。
太りにくい体を作ることができれば数日くらいさぼっても全然影響が出ませんし、なんだったら筋トレは毎日しなくて良いのです。

週三回くらいでオッケーです。

どっちがラクかといえば無酸素運動のほうでしょう。

筋トレをしない日も筋肉が勝手に痩せさせてくれるということです

これが結論になります。



世の中のほとんどの人が長期的な目線を持てない

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これが一番厄介なところです。

ダイエットを始めるがまず継続できない

そもそも無酸素運動であろうが有酸素運動であろうが継続できないと意味がありません。

ダイエットを始める人に言わせてください。

太りにくい体を作ることは毎日のように運動を繰り返す以外に道はない

これが真実です。

ほとんどの人が冒頭で言った理由で運動を始めると思いますが、多分ほとんどの人が痩せたら運動をやめようと思っているはずです。

それではまた同じ体系に戻ってしまうのです。

有酸素運動でも毎日継続することができれば体系を維持することはできます。

体を変えたいと思うなら一生運動をするくらいの気持ちでないと正直厳しいです。


一生運動を続ける!?

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そんな風に思っている人がほとんどだと思います。

しかし僕は実際に中学生の時から筋トレを継続してきて思います。

まあ一生は言い過ぎかもしれません。

しかし少なくとも3年くらいは続けていかないと厳しいです。

歴史を見てもそうで人類の歴史はそのほとんどが狩猟や農業をして生きてきました。

当然男性も女性も体を使うようにできています。

それが1700年台後半にイギリスで産業革命が生きて以来、急激に便利な世の中になっていきました。

そして便利なことにかまけて運動をしない人が増えたのです。

しかし産業革命が起きるまでは人間のほとんどは体を動かして労働していました。

要は毎日運動をする習慣があったわけです。

このことを考えると僕は毎日運動をすることは当たり前だと考えています。

どうしても仕事で忙しいという人のことを考えても少なくとも週5回は運動をするべきです。

そうすれば無酸素運動、有酸素運動にかかわらず体系を維持することはできます!

そもそもの運動に対するマインドの部分を変えるほうが先決なのかもしれません。


まとめ

いかがでしたですか?

歩いたり走ったりよりも筋トレをするべきだということがわかっていただけたと思います。

最後のほうに運動は毎日するべきと書きましたが

実際は現代人の仕事が忙しいという生活習慣を見れば

・筋トレを週3回~4回くらい

・有酸素運動を週1回くらい

できれば充分だと思います。

それを習慣化することができれば、当たり前のように継続できれば運動や筋トレが楽しくなってきますよ!

みんなで筋トレファイ!



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