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読書方法を進化させてみる〜『自己肯定感を上げるOUTPUT読書術』アバタローから学んだこと〜

以前読んだ『大人のための読書の全技術』を実践してみます。

せっかく本読んでるんだから、ちゃんと内容を覚えておいて、使えるようになりたい。
どうすればいいかというと、「人に本の内容を教える」です。


斎藤先生がお勧めしているOUTPUT方法の一つに、「引用ベスト3」というやり方があります。
気になったところを3つ選んでその理由を一緒にまとめる、というものです。

詳しくはこちらに書きました。

さっそくやってみます。

と思ったのですが、
「自分が今何を考えているかモニタリングしておく」のは意外と大事。
そんな気がするので、書き留めておきます。



メタ認知で書くことの不安と向き合ってみる


メタ認知ってやつですね。
こんなこと考えてます。

うまくできるかなあ?
こんな文章誰か読んでくれるのかなあ?
いいねつけてくれるかな?

本当に役に立つのかな?
自分はちゃんと続けていくことができるのかな?

もう不安だらけですね。笑
以前はこんな状態なら、手汗だらけだしパニック寸前で
とても話したり書いたりできなかったと思います。

今はこれに続きがあります。

多分みんな同じように、不安になるものだろう。
不安や心配事はあっても、やることやればそのままでいい。
もし失敗しても、そこから学べばいいだけさ。

思考や気分は、以前と大して変わっていませんが、
メタ認知を練習したおかげで、書き進められるようになりました。

メタ認知の力すごいです。このこともまた書いてもいいかもしれない。



『自己肯定感を上げるOUTPUT読書術』引用ベスト3

脇道に逸れたので戻ります。

読んだのはこの本
『自己肯定感を上げるOUTPUT読書術』著アバタロー
です。


特に印象に残った部分を、引用ベスト3で紹介します。

第3位

「思考」することの目的は、自分なりの答えを探すことであり、答えのないことに対して「悩む」こととは本質的に異なるものです。

アバタロー. 自己肯定感を上げる OUTPUT読書術

「思考する」と「悩む」は明確に違うという考え方は新しい捉え方でした。

引用した表現だけだと少しわかりにくいですが、
困って終わるだけの「悩む」はやる必要がない行為。
確かにその通りです。

悩むことを止めるために、思考ツールを増やすための読書をしよう。
そう思わせてくれた一文でした。


第2位

自分にとって心からよいと思える本は、時間を空けて何度でも読んでみたくなるものです。その際、自分が付けた印(足跡)が残っていると、スムーズに再読ができ、時間を節約することができます。

アバタロー. 自己肯定感を上げる OUTPUT読書術

今までの自分の読書の仕方を反省させられた部分です。

同じ本を何度も読んでみたい、と思ったことがあまりありませんでした。
「今月は◯冊本を読んだ」みたいな、数字ばかり追いかけていたからです。
本質じゃないとわかっていながらも、数字の魔力に引っ張られていました。

あと、本は汚さずに読んでいました。
綺麗にしておきたい、変なことを書きたくない。
というような闇の完璧主義が残っていました。

もうやめようと思います。
目的を大事にしていきたいからです。
本から多くの学びを得るために、書き込み推奨派に乗り換えます。


第1位

かつてドイツの哲学者、ショーペンハウアーは「読書に際しての心がけとしては、読まずにすます技術が非常に重要である」と説きました。何を読むかを決めることも大切ですが、それ以前に、何を読まないかを見極めることも重要なことなのです。

アバタロー. 自己肯定感を上げる OUTPUT読書術

「引き算による足し算」の考え方ですね。

ものごとを良くしようと考える時、
多くの人は「他に何があればいいか?」を考えます。

ですが、現実には時間も資源も限られているので、この考え方はすぐ限界がきます。

ここを突破するためには「何をしないかを決める」が重要だといいます。
初めて知った時は目から鱗でした。

本の選び方だけでなく、あらゆる場面で応用できそうです。
ニュースやSNS。何を見て、何を見ないか。
食事。どんなものを食べて、どんなものを食べないか。
人間関係。誰と付き合って、誰と付き合わないか。
などなど。

ただ、これを実行するには結構勇気がいるな、というのも同時に思いました。
自由がいいというけど、自由はしんどいよ。という話と同じですね。
その話についてはこちら


しんどくても勇気が必要でも、自由でいたい。

そのために「何をやらないか」はしっかり考えておこうと再確認しました。
やらないことリストを作ってみましたが、なかなかいいですよ。



やってみてわかることは多い

引用ベスト3はいかがだったでしょうか。

読んでくださった方にとって、少しでも参考になったらとてもうれしいです。

ですが、自分の振り返りとしてだけでも十分価値がありました。
自分が何を考えているか再認識できましたし、
少し時間はかかりましたが、これだけやると確かに頭に残ります!

何より集中して書く時間は結構楽しかったです。


斎藤先生、アバタローさん、ありがとうございます!

次読んだ本も、また引用ベスト3やってみます。
これ習慣化したいリストに入れとこ♪

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