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【リーダー論】「しなければいけない」じゃなくて「するといい」に変換しよう

ネガティブなイメージより
ポジティブなイメージの方が
圧倒的にいい結果を生みます。


どうも、だぴてぃです。
今日はリーダー論について。

あなたはミスしないと断言できますか?

僕はむしろ
「ミスは当たり前」だと思っています。


ミスは「前提」

そう。

人は誰しもミスをします。

ミスのない人間なんて
この世に存在しません。

だからこそミスに対して
しっかりと考えを持っておかねばなりません。

リーダーはそのチームの結果に対して
すべての責任があります。

部下がミスをすれば
その責任はリーダー自身にあります。

ここを履き違えているリーダーが多いこと…

ミスというのは不用意な行動から生まれたり
システム的、マニュアル的に不備があったり
はたまた睡眠不足であったり…

要因はたくさんあります。
ただし、そのどれもが決定的な原因には
なりえないわけです。

だからこそ
細かいところを改善して
2度と同じミスをしないように
オーガナイズすることが求められます。


そんな時です。

リーダーが部下に対して
こんな指示をするとします。


ネガティブ・ポジティブアクション

・確認をしないといけない
・もっと集中して取り組まなければいけない
・指示に従わなければいけない

当たり前のことを言っているような
そんな気もしますが…

リーダーをやっている人で
こういうものの言い方をする人間は
失格、落第ものです。


メンバーやスタッフのモチベを
自らの手で崩すなんて
愚の骨頂です。


なぜこの言い方が悪いのか?

その理由は至極簡単。

ネガティブだからです。

「〜しないといけない」というのは
強制的な作業を強います。

これでは人間のポテンシャルは
最大限に発揮できません。

「〜しないといけない」というのは
ある種の思考停止を起こします。


・これだけ守ればいいんだ
・ミスしないためにチャレンジしなければいい
・確認をしまくればいい


考え方が極論になりがちなんです。

極論というのは、
それ以上考える余地がないので
思考停止状態と同じなんです。


そんな状態では
業務改善も成長もありません。


ではどうするか?


「〜するといい」という言い方に
変換するのです。

先ほど例で言えばこんな感じになります。


・確認をしないといけない
  ▶︎確認したするといい

・もっと集中して取り組まなければいけない
  ▶︎集中するといい

・指示に従わなければいけない
  ▶︎指示をベースに働くといい


「〜するといい」という言い方は
行動に選択肢をもたらします。

決して思考停止にはならず
ケースバイケースで動けます。


ミスの理由として
流れ作業になってしまったり
マニュアルを遵守しすぎて
応用が効かない場面があります。

仕事というのはいうまでもなく
考えながら行うものです。

脳停止で行うと
悲惨な結果を招きます。


僕の場合は医療職なので
一度ミスを起きるとその影響と代償は
患者さんが負わないといけなくなります。

なので、決してミスができない。

でも人間なので
必ずミスが起きる。

そのジレンマはありますが
仮にミスが起きても
その影響が患者さんに行かない

もしくは
自分たちだけで未然に食い止めて
ヒヤリハット的に収める。

これが重要です。


多くのリーダーはミスを恐れ
部下に過剰な指示を飛ばしすぎです。

でもそれがかえって部下のストレスになり
ミスを生む環境になってしまっているのです。


ミスが起きた時こそ
業務を改善したり
見直すのはもちろんですが

部下に余裕を持たせるべく
「〜するといい」と伝え
自分で「思考」できる余白を与えます。


ネガティブな思考は
ネガティブな結果を生みやすいです。

ポジティブな思考は
ポジティブな結果を生みやすいです。

これも極論では考えてはいけませんが
チームの結果は
決してひとりだけの働きだけではなく
全員の総和によるもの。

是が非でも
ネガティブな空気や伝え方をしない。

リーダーはこれくらいの徹底が
求められます。


トランジションの考え方

以前も書いたことがあるのですが
いいことも悪いことも
切り替えが大事です。

起きてしまったことは
取り戻せません。

そこからいかに
対応・改善し
次の展開に持っていくか。

ここが重要なわけです。


ミスしたことを
いつまでも引きずっているのは
時間の無駄だと思っています。

その時間があるなら
改善策やマインドリセットに
使った方がいいわけです。


反対に
成功したことに延々と浸るのは
それもまた無駄だと思っています。

過去の栄光に浸るほど
ダサいものはないからです。

大切なのは「今」です。


できないリーダーはメンバーに対して
「だから〜なんだ」みたいな
分かりきっている原因を語ります。

でも、やってしまった方は
それは聞きたくないですよね。


もちろん言わないといけないことは
絶対にあります。

でもマウント取るかの如く
上から目線でモノを言うのは
何ひとつ改善にはつながりません。

ただただメンバーの不信を買い
信頼を失っていくだけです。

そんなリーダーには
誰もついていきたいとは思わないですよね?


それよりも
スパッと切り替えて
次にどうするべきなのか?
今やるべきことはなんなのか?

ということを指示してくれる方が
圧倒的に求められているわけです。


ここで役立つのが
トランジションという考え方。


ぜひ一度触れてみてください。

これはリーダーじゃなくても
いろんな場面で活かせる考え方なので。


まとめ

ということで
リーダーは伝え方が9割です。

ネガティブな思考になる
伝え方ではなくて

ポジティブな思考になる
伝え方を意識しましょう。


そしてそれは
チームの空気感をも形成します。

ぜひ意識してみてください。


だぴてぃ



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