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過去の経験と派遣会社の仕組み


働いていて、腑に落ちない思いをしたことがありますか?


後ろ向きなエピソードを挙げますが、「こんなことあったけど、その経験があったからこそ、今は楽しくやっています。」という主旨で書いています。


前職も派遣でした。当時利用していた派遣会社は、イケイケ系でハキハキした方が多い担当でした。(敢えて、社名は挙げません。ご想像にお任せします。)

求人数は、多くもなく少なくもなくという感じです。


他の派遣会社と違うのは、「私達は正しい」と全面に出す方が多かったので、反論から入られる方も多かったです。


前職の派遣先が特性のある部署でしたので、派遣先から塩対応を受け、営業担当に相談した際も、

「学校ではない」「メモをちゃんと取っているのか」等責め質問でした。


しまいには、派遣先から公開𠮟責を受け、当時の営業担当に「頂いた注意や指摘は受け入れるが、言い方がきつかった為、委縮してしまった。」「恐怖心を持ってしまった為、継続出来るか心配で相談した」と伝えたにも関わらず、面談→営業担当の要望により後日内容すり合わせしたにも関わらず、

派遣先からは「業務で必要な事をした」と言われたようで、営業担当がそれをそのままこちらに回答。

私が話した事をなにも分かっていないと思いました。


配属していたチームの上長曰く、これらの現象に気付かなかったとのことです。席隣だったので、滅茶苦茶驚きました。。

因みに席が近い他部署の方達は、塩対応に気付いていた感じで、「大丈夫?」と声をかけてくれました。。


その後に、一応?一件落着したと思いきや、コロナが起きて、配属していたチームだけ社員は在宅するけど、派遣は出勤というオチになりました。


他のチームは、社員派遣分け隔てなく、在宅してました。チームによって、在宅の頻度は異なりましたが、雇用形態による差別はありませんでした。


あとは、派遣社員の人員削減に伴い、今まで派遣2人でやっていた業務をワンオペでやる事になり、さらに、他チームの仕事も手伝う事になりました。。

が、、、

残業は禁止されました。。。


チームの方は、正直派遣枠一人の方が気楽でやりやすかったので、ワンオペは別に良かったのですが、仕事量が増えたので、残業禁止は理不尽に思ってしまいました。。


時間外に回ってしまう業務は社員がやるとは言っていましたが、気持ち良く引き受ける感じには見えなかったので、、、昼休憩で挽回していました。


派遣会社経由で何度か申し出もしましたが、、、、

内容が正論曲論問わず、「私達は悪くない」の一点張りでしたので、ストレスがマックスになってしまい、退職を決意しました。


仕事探しをし、再登録をした他社派遣会社から運良く、オファーが来て、1週間後そちらに就業決定しました。今現在もそちらで働いていますが、社員さん派遣さん関係なく在宅が出来、リモートPCも別途支給され感動しました(笑)

前職は、週4出勤+PC毎日持ち帰りでした。


このご時世の中の職探しでしたので、不安な気持ちで山々でしたので、有難い気持ちでいっぱいでした。


「終わり良ければ総て良し」な結論には、変わりないですが、、、、


さらに補足します。。


前職で就業していた派遣会社でも、何十社とエントリーしましたが、お祈りメールの連続で選考にすら行きませんでした。実はその中には、別の派遣会社から頂いたオファーの求人もあったのですが、、、エントリーした直後にお祈りメールが来ました。。


当時の営業担当の責任者から次の就業先=応募状況について聞かれ、(実際はもっと丁重に言いましたが、)「何十社とエントリーしたが、オタクで決まらなかったよ。」「(大袈裟に)オタクでは弾かれたけど、他社派遣会社ではオファーもらった求人もいくかあったから、ブラックリスト行になったんですかね。」と回答しました。(繰り返しですが、実際はもっと優しい表現で話しています><;)

責任者からお詫びの言葉が有り、このご時世だから派遣先も派遣会社も人選にシビアになっており、例えば今まで3社の派遣会社に求人依頼出していた所も10社に増やすなど、派遣会社側としても苦戦しているとのこと。

派遣会社側も、1週間で派遣スタッフ10人の就業先決定すれば良いところを、5人に減らしたとのこと。

コロナ前は、10社エントリーしたら、6社ぐらい選考通過した旨連絡が来たところが今でも2社あるかないかになっているとのことで、

望ましくない状況らしい。


社会情勢はどうすることもできないが、、

ブラックリストに関しては、どうにかして欲しいと思ってしまう。。結構、営業担当の好き嫌いでジャッジされてしまうらしい。

派遣会社としては、そんなものは存在せず、派遣スタッフの制限もしていないの一点張りだ。

勿論、実際には申し出が多い(=派遣会社としては不平不満)スタッフよりは、文句を言わずに黙って働くスタッフさんの方が扱いやすいのは重々承知であり、問題がある派遣スタッフを顧客である派遣先に送り込む事を避けたいのは、重々承知だが、、、

よく考えて欲しい。。。。。


派遣会社と言うのは、派遣スタッフが働いたお金で食べていけます。

雇用主も派遣先ではなく、派遣会社です。

勿論、契約に関する話は派遣先としたらNGです。


構造を考えたら、何かあったら派遣スタッフの声に耳を傾ける任務が派遣会社にあるのは、当然だと思います。

派遣先によっては、派遣スタッフと距離を置きたい所もあります。(要するによそ者扱いされる)

社員は、会社の上長もしくは人事に相談窓口がありますが、、、派遣社員の場合は、基本的に派遣会社になります。派遣の受け入れ体制が整っているとこだと、上長の方と個別面談があったりもしますが、派遣先も様々です。


そうなると、どこに相談したら良いでしょうか?

そりゃあ、「悩みがないことが悩み」と言えるような派遣先に出会えたら、皆(派遣先、派遣会社、派遣スタッフ)ハッピーですよ。


ですが、公共の場なので、考え方も価値観、バックグラウンドも十人十色。

全員と分かり合えることなんて、不可能。人間だから、相性があって当たり前。


だからこそ、申し出が多い派遣スタッフがいても声を傾ける姿勢はあっても良いと思う。

ですが、一人一人に時間をかけられないのは、痛いほど分かりますが、、、

真っ先にブラックリスト行にするのではなく、もう少し合理的なやり方にして欲しい。。。


例えば、営業担当は営業活動(派遣先とのやり取り、案件獲得等)に専念して、営業担当とは別に相談に特化したメンター(ナニー)がいたら、気軽に相談がし易いかもしれない。営業担当も当たり外れが多いので、例えば、お休みが多い派遣スタッフがいた際も、メンターから状況をヒアリングするのもありかもしれない。

メンターがいれば、営業担当と予定が合わずに問題解決までに時間がかかったという事態も防げるかもしれない。

そうすれば、営業担当と派遣スタッフのストレスも軽減するのではないだろうか。


問題解決する姿勢がある、派遣スタッフを「文句が多い」という一つの括りにして欲しくない。。。

たまたま、運悪く外れくじ(派遣先)を引いた可能性もあるので、、、


ブラックリスト行になるにしても、派遣スタッフに伝達した上でそうして欲しい。。。

ありのままの理由を言わなくとも、例えば、契約満了が確定してからエントリーし続けて、契約満了日2週間前も切っても、同派遣会社で決まらなければ、一度面談を含めて場合によっては、お断り連絡(次の派遣先の紹介不可能)を入れるなどしたら、派遣スタッフも諦めがつくというか、まだ職探しがし易いと思う。

無視されると、悶々としてしまう。。


派遣会社のご指摘の通り、複数派遣会社に登録した方が、マッチした仕事が見つかる確率も上がるし、同じ求人でも時給が違ったりするので、派遣会社1社に絞らない方が良いのは一理ある。


しかしながら、派遣は契約期間次第で、社保加入可否が決ってしまう。。

場合によっては、一旦国保に加入し、社保に加入出来次第、国保を脱退という手続きをしなければならない。


派遣会社自体が変わるので、有給もリセットされてしまう。



煩雑な手続きに抵抗がなく、他社派遣会社に切り替えても支障がなかったり、(高時給優先とか)

他社派遣会社でめちゃくちゃ良い案件に就業決定したと言ったラッキーな事が起きない限りは、

同じ派遣会社で次の派遣先が決まった方が安心。

あとは、当面派遣で働く予定がないとかであったり、別の派遣会社で就業希望とかだったら、話は別。


100%派遣会社に任せっきりもNGだが、その逆もちょっと話が違う気がする。。。

辞めたら次を紹介してくれると思われるスタッフさんもまだまだ多いと思うので、(ご縁によっては間違いではないが)、


契約満了確定と同時に派遣会社から、「念の為に他社派遣会社も併用して探して下さい。契約満了日2週間前になっても、うち(就業している派遣会社)で決まらなければ、連絡します。」みたいにした方が、仮にさよならという結論になったとしても、受け止め方も違うと思いました。

同じ派遣先で同じタイミングで契約満了を迎える、同じ派遣会社のスタッフがいたら尚更かもしれない。。。。


ご縁とお人柄とは言え、

「何であの人は紹介されているのに(決まっているのに)、私は決まらないの?」となってしまう。


派遣スタッフにも生活があるので、バックレ(=契約途中退職)した派遣スタッフや無遅刻無欠席が多い派遣スタッフでなければ、最後までサポートして欲しいと思いました。

大人なので、手取り足取りでなくても、積極的にエントリーしている派遣スタッフさんには、サポートするとか色々と手段はあると思う。


沢山エントリーしているけど、中々通過しないのであれば、派遣会社が、いくつか候補(条件緩和した仕事とか)を開示してそこで決まる可能性だってあるし、それで紹介した候補が、派遣スタッフの方がお断りが続くのであれば、「ごめんなさい=うちでは紹介出来ません」でも全然良いと思う。

何も行動しない(=次の仕事探しをしない)人と、諦めずに行動している人(=エントリーしている人)を同じ括りにすべきでないと思うので、例えば、契約満了確定後1~2週間で何社以上エントリーしたたど、決まらない人には、派遣会社からサポートします的な感じでも全然okだと思います。


ひたすらエントリーして、派遣会社から「他でも探してみてください」だけだと、今までの積み重ねが無意味に思ってしまう方もいると思います。

勿論、他の派遣会社で優良案件見つけて決まればそれはそれで有りだし、しばらく休職したい人にはそれはそれで間違いではないので、そういう方達には特にフォローは不要だと思います。


また、中には派遣会社と距離を置きたい(=自分でなんとかしたい人)タイプもいると思うので、契約満了の通達時に「派遣会社からのサポート要否」の確認もした方が、スムーズかもしれないです。


次の就業先探しも、専用の相談窓口があった方がスムーズかもしれない。一人の営業担当につき約100人派遣スタッフを担当しているそうなので、営業活動に専念するためにも、条件整理とか進路相談?は、別途相談窓口があった方がベターかもしれない。

あとは、この辺りも、営業担当による好き嫌いも防げるかもしれない。

また、100%条件に合う仕事は無いので、条件を絞り過ぎていないか、緩和できそうな条件があるか否かの相談も出来たら、ヒントが見つかり、仕事探しもし易いかもしれない。

「ここのエリアは、辺鄙な場所なので時給が高い」とか「コールセンター業務でも、全部が全部クレーム電話ではない」とか。


派遣という働き方は、マイナスなイメージがまだまだありますが、

中には、派遣の利点を活用して敢えて派遣を選んでいる人もいるので、派遣を選んだ方が気持ちよく働けるためにも、派遣会社もストレスなく働けるために、あったらいいなサービスを独断と偏見で書いてみました。




















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