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大学生という宙に浮いた不思議な存在

こんにちは。
最近、夜中にだらだらnoteを書くことにハマった筆者です。
今回は、自分自身が大学生なので、大学生をテーマに記事を
書いてみようと思います。
テキトーな文章ですが、お許しを。


僕は大学の教室に足を運ぶたびにモヤモヤする。

わかりづらいスライドを使って、ダラダラ喋る教授。
パソコンを開いてネトフリ、ゲーム、他の授業課題をする学生。

大学では何百回も見る光景だ。
誰も得をしない空間に、90分間閉じ込められる。
単位という餌で授業をどうにか成り立たせている現実。

高校生時代に思い描いていた光景とは全く違う。
僕は、プログラマーに憧れて情報系の学科に進学した。
大学のプログラミングの授業を楽しみにしていた。

しかし、実際に受講してその期待は裏切られた。
授業は、C言語で基本的な文法やポインタ、スタックなどの概念を
学ぶ
というものだった。

全然おもろくないやん。初心者に厳しすぎ。

これが率直な感想だった。
プログラミングを初めて3年たった今でも、
授業内容はひどかったと思う。(ある程度、授業のねらいもわかるけど)

こんな感じで、大体の学生は同じような流れで
授業に嫌気が差すんだと思う。

では、大学生は何を楽しみにするのか。
それは、サークル、バイト、恋愛などである。

僕たち大学生は、時間の自由があり
それらに時間を注ぐ。
それらはちょっとした労力である程度の快楽と満足感を与えてくれる。

極めつけは、多くの企業は、地味でわかりづらい学業より
サークルやバイトで培われる社会性を重視するという現実。
学業はますます遠い存在になる。

社会は大学生に何を求めているのか。

小中学生、高校生には受験のための勉強、
社会人には社会貢献を嫌というほど求める。
生産性のあることをしろと命令する。

それとは対照的に、明確な要求がない大学生。
非生産性の世界が広がっているような気がする。

このギャップが、大学生を宙に浮いた謎の存在たらしめるのだと思う。
そして、長い間生産性を求められてきた宙に浮いた謎の存在たちは、急な非生産性の世界との出会いに戸惑う。

たいていの大学生は、「社会人になったら遊べないから」と言って、
一時的な快楽に時間をかける。
もちろんそれは大切なことだが、時間をかけて自分と向き合うことも
大事なんじゃないかと個人的に思う。

人と話すのが好きなら、色んなとこに出かけて色んな人と喋ってみる。
魚が好きなら、色んな釣り方を学んで試してみる。
自然が好きなら、高い山に登ったり、スキューバダイビングをやってみたいする。
音楽が好きなら、色んな楽器に手を出して練習してみる。
ゲームが好きなら、プログラミングでオリジナルゲームを開発してみる。

そんな感じで、宙に浮いた存在の特権を活かすことで、自分の心がより豊かになると思う。

1人でも多くの同世代と、ぷかぷか宙に浮きながら、将来に希望を持って
大学生活を謳歌できたらうれしいなと思う。

非生産性の世界に浸りながら。

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