【2024.3.25~3.31】 今週のドバイ不動産ニュース5選
今週のドバイ不動産ニュースはこちらです。
① ドバイの高級住宅への需要が引き続き急上昇し、不動産ブームが加速
ドバイは高級住宅が市場を牽引しています。住宅市場のパフォーマンスについてのレポート記事がありましたので、以下に要約を載せます。
ドバイの住宅不動産市場は成長と回復力を示しており、ValuStratからの最新データによると、いくつかの異なるセグメントで資本価値の顕著な増加が報告されました。
2024年2月の報告書によると、ドバイ住宅資本価値価格指数（VPI）は23.1％の強力な年間増加を記録し、164.1ポイントに達しました。これには、月次で2.1％の増加が含まれています。
この価値の増加は、エミレートの不動産市場への継続的な需要と投資家の信頼の反映であると報告されています。
特に、ジュメイラ・アイランズとパーム・ジュメイラでは、非常に求められているヴィラの資本利得が前年比で28%増加し、いくつかのエリアではそれ以上の成長率を記録しました。
ヴィラの資本利得は、前年の同月から2.4%増加し、ジュメイラ・アイランズ（36.1%）、パーム・ジュメイラ（35.1%）、ドバイ・ヒルズ・エステート（33.6%）、ムドン（29.6%）が年間のトップパフォーマーでした。
アパートメントのサブマーケットも、平均して年間18.6%の価格上昇を経験し、特にディスカバリー・ガーデンズやザ・グリーンズのような地域では、年間資本成長率が27%を超える顕著な伸びを見せました。
アパートメントのサブマーケットの価格は、年間で記録的な18.6%、月次で1.9%の割合で増加しました。
最も年間資本成長率が大きかったアパートメントコンプレックスは、ドバイ・プロダクション・シティ（22.9%）、タウン・スクエア（23.1%）、パーム・ジュメイラ（27.3%）、ザ・グリーンズ（27.3%）、ディスカバリー・ガーデンズ（30.7%）でした。
さらに、2月だけで3000万AED以上の価値がある20件の完成物件取引が記録されました。この取引にはエマール、ダマック、ダヌーブ、ソーバなどのデベロッパーが関与しています。
ジュメイラ・ヴィレッジ・サークルは販売された完成住宅の9%を占め、ビジネス・ベイが7.2%、ドバイ・マリーナが5.9%、ダウンタウン・ドバイが5.8%、ドバイ・ヒルズ・エステートが5.1%を占めました。
また、オフプランセグメントも、契約（Oqood）登録の顕著な増加を示し、年間で32.6%、月次で5.7%のジャンプを記録し、回復力を示しました。
この報告によると、ドバイの不動産市場の好調なパフォーマンスは、都市の長期的な成長見通しに対する投資家の信頼を反映しています。
② 2023年シェイク・ザイード住宅プログラムで4334件の支援
2023年に、シェイク・ザイード住宅プログラムにより、合計33億4000万AEDに相当する4,334件の決定が下されました。これには、1,025件の住宅助成金と、3,015件の住宅ローンが含まれます。
1999年に設立されたシェイク・ザイード住宅プログラムは、持続可能な住宅解決策を通じて、エミラティ家族の生活の質と一般的な幸福を向上させることを目指しています。先見の明あるリーダーシップのおかげで、このプログラムは何千もの生活に肯定的な影響を与える顕著な成果を達成しました。
③ Aradaによるシャールジャの巨大プロジェクト、アルジャダの最初の920軒の住宅が完成
シャージャ、UAE、2024年3月28日 - アルジャダの巨大プロジェクト内、AED35億（約953億ドル）の価値がある新しいクリエイティブ・ハブ、ナシージュ・ディストリクトにおいて、アラダは最初の8棟の住宅ビルの建設を完了しました。8棟のティラズビルに分布する920の住宅は、日本の建築家安藤忠雄によって設計された象徴的なパフォーミングアーツ会場であるイル・テアトロを含む、名高い文化的・芸術的・ショッピングの目的地の近くに位置しています。
④ アブダビで35億ディルハムのヤス・カナル住宅プロジェクトが承認
アル・ラハ・ビーチに位置するヤス・カナル住宅プロジェクトが、アブダビの皇太子、シェイク・ハリド・ビン・モハメド・ビン・ザイド・アル・ナヒヤンによって承認されました。35億ディルハムのこのプロジェクトは、アブダビ住宅局とアブダビプロジェクト・インフラセンター、そしてICT不動産開発会社との共同で管理され、UAE国民のための1,146軒の住宅ヴィラを含む予定です。プロジェクトの完了は2027年の最終四半期を予定しています。
⑤ ドバイ不動産への高い需要は続く
ドバイの不動産市場は引き続き強い需要があり、専門家によると、住宅購入者が市場に資金を投入し続けることで、今年も成長を続けるでしょう。市場は、第1四半期に3万件以上の取引を通じて1000億ディルハム以上の売上を記録すると予測され、人口が今後数年間で徐々に増加することから、年間を通じて価格と取引の安定した増加を維持すると予測されています。
2024年の最初の2ヶ月間において、住宅価格は前年同期比30.91％増の720億ディルハムに達し、前年同期の550億ディルハムから増加しました。また、2024年1月から2月にかけて22,900件の取引があり、前年同期の18,083件から年間で26.6％増加しました。
CBREによると、UAEの住宅市場は引き続き高い需要レベルを支えに強力なパフォーマンスを維持するでしょう。「今後、ドバイのアパートメントとヴィラの市場セグメントの価格成長は比較的強いままであると予想されますが、価格成長のペースは緩和するでしょう。レンタル市場では、市場の基本条件、供給不足、需要レベルの高まりを背景に、ドバイの住宅賃貸料は上昇傾向を維持すると予想されますが、成長率はさらに緩和するでしょう」と報告されています。
※ このニュースは、「Property News」 のニュースを抜粋し、翻訳してお届けしています。
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