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衝動を頼りに生きていく

「ほんと、衝動だけで生きてるな(笑)。」

それは突然思い立って、スパイスカレーを食べに行こうと連れ出した車中で、思わず奥さんの口から出た言葉。あたかも本能だけで生きてる動物・・・みたいな趣があり、確かにそういうとこあるあると、妙に納得してしまった。

結果オーライ、奥さんも大満足だった兵庫県三田市「Ura」の3種あいがけカレー

食べたいものなんて、何日も前から分からないし、お互い時間に余裕があり、美味しいものにありつけるなら、衝動的で何が悪いのかとも思う・・・(笑)。

ある種のADHD気質というのか、昔から予定を立てて行動をするというのが苦手。
だから、自分発信で誰かと先の約束をするということもほとんどないし、スケジュールが埋まって身動きが取れなくなってくると異常にストレスを感じてしまう。

ただ、そうした私の衝動に付き合ってくれるならば、必ず相手を楽しませる自信はあるし、実際できる限り楽しませようと頑張ってもきた。けれど、頑張れば頑張るほど、自分自身の楽しみが減っていくということに今更ながらに気がついた。

ほんと、何してたんだか・・・(笑)

何でも誰かと一緒にやるのが楽しいという訳でも無いし、よく考えると群れるのは面倒くさいことだったりもする。いい大人なんだから、誰かを巻き込まずとも一人で楽しめばいい・・・。最近は、シンプルにそう思うようになった。

衝動を頼りに生きて行く

それはある意味、脈略も無く、思いつきでわがままな人生を送るように思われるかもしれないけど、60年も生きてきて、もういいかげん自分を信頼してやってもいいと思うし、脈略なんてものは同じ人間から発せられている以上、意識する・しないに関わらずちゃんと繋がっている。

逆に語弊を恐れずに言うと、ご機嫌な人生は、もはや素直に湧き出る衝動を大切にする以外、方法がないんじゃないかとすら思う。

そのために必要なのは、物だけじゃ無く、付き合う人や情報の断捨離。
いつでも衝動に従えるよう、自らの環境をなるべくシンプルに整えておくことが大切だと考えるようになった。

衝動というと何だかネガティブなイメージがあるが、ようは自分を開放すること。やりたいと思うことを、やりたい時にすぐにやれるようにしておくということ。

それは、とても大切なことだと思う。


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