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J1 2024 第22節 広島×神戸(2024.7.5)観戦レポ

今節唯一の金曜開催Jである金J。

大事な神戸戦。
このことは広島サポもわかっているのでスタジアムは満員。

私も午前中で仕事を切り上げ急ぎ広島へ。
今節はどんな手を使ってでも勝点3を得たい試合!笑

スタジアムに到着したのは18:00ごろ。
瀬戸の夕凪。
風がピタッととまる時間帯で猛烈に暑い!

試合前 スタジアムから見える夕景

実際に観客席に風が通り始めたのは前半途中くらいから。
このコンディションで選手の動きはどうなるのか。

注目です。


●ひろしまスタジアムパーク全面開業へ

エディオンピースウイング広島に隣接する造成地一帯ですが、8月1日から「ひろしまスタジアムパーク」として全面開業する予定。

商業施設「hiropa」には飲食店舗など16店が入り、サッカー開催日やそれ以外の日も営業し、平和記念公園〜広島ゲートパーク〜ひろしまスタジアムパークとエリア間が連携。

開業まで1ヶ月を切りました。
あと少しで完成。
スタジアム周辺の整備が進み、これからの賑わいが期待できます。

来月開業hiropa店舗
スタジアムのすぐそばの立地
整備進む広大な芝生広場
広島城を臨める快適な場所

●上位チームの状況は?

J1第22節は広島×神戸の試合のみ。
試合前の上位順位と広島の立ち位置・勝点を確認しておきます。
   
1位 町田    43
2位 鹿島.     38
3位 G大阪   38
4位 神戸   37
5位 C大阪.  35
6位 福岡   35
7位 広島   34
8位 FC東京 33
9位 浦和   32

広島は前節勝ちきれず勝点の上乗せが1にとどまり7位に。
上位3チームは順位不動という状況。

今節、他チームに先行して行われる広島×神戸
広島勝利ならば神戸に並ぶ勝ち点37に。

上位3チームの第22節は
町田(1位)×名古屋、鹿島(2位)×札幌、G大阪(3位)×横浜FMでいずれもホーム戦。
上位陣有利な対戦カード。
また、C大阪(5位)はアウェイで東京Vと福岡(6位)はホームで京都と組まれており、上位陣同士の対戦がほとんどない状態。

ということから広島にとっては何が何でも勝利し、上位陣に離されない状態にしておかなければならない試合です。

現在2位から9位までは大混戦。
町田を追う前に、この混戦を抜け出すチームに広島がなれるかどうか。

今節も25,119人と金曜日でも集客良好
J1通算150試合出場達成
広島 マルコスジュニオール選手
勝利に向けて!

●J1優勝は今節の結果で厳しくなったか。1−3で敗戦。

前半は1−1

前半序盤は広島が先制点を獲得しようとするプレーが何度か見られ、神戸は警戒しながらの対応ぶり。

しかし、前半11分、神戸先制点。
大迫選手のヘディング精度が高かった。
神戸 山口選手→大迫選手→武藤選手と連携、最後に大迫選手のゴール。

観客もやられたとかため息はなく、ただただ呆気にとられる状態。
それくらい隙のないパス連携と精度を感じたプレー。

17分、広島 新井選手が同点弾!
東選手のクロスに合わせてヘディング。
神戸 GK前川選手はほとんど動けずの素晴らしいゴール。

その後、広島はピエロス選手や満田選手の得点に絡めそうなシュートなどもあったが決めきれず。

結果以上に神戸のプレッシャーはあったものの、試合の入りは悪くはなかったし、後半対策をして出直せるかもという期待がありました。

広島 新井選手の同点ゴール!
神戸 大迫選手の先制ゴールの衝撃を打ち消したが…
熱中症防止の飲水タイム
28℃以上での試合で実施

しかし、後半は広島のハイプレスサッカーが通じず。

早々の追加点。
広島GK大迫選手のミスが悔やまれる。

2点目を与えることになった神戸のコーナーキック。
この前ゴールキックと判断し、ボールをラインから出してしまう。
これがきっかけになった追加点。
その後の全体プレーに影響を与えてしまった。

恐ろしかったのは、その後のプレー。
2分間以上だっただろうか。
広島は一度も神戸からボールを奪えず攻め込まれてしまうシーン。
ちょっと信じられない光景だったが、後半の広島はプレーをさせてもらえなかったし、強度面でも格差が出てしまう。

そして、後半26分には大迫→武藤→山口のホットラインでダメ押しの追加点。
後半は強度差が出てしまい、シュート精度の格差は言うまでもなく、完敗といえる試合となりました。

神戸は大迫選手中心に叱咤激励をピッチ上で何度もする厳しさがあったし、妥協がない雰囲気。

大迫選手、武藤選手はやはりプレーの質・強度・メンタルが別格。
特に大迫選手にはボールを何度もうまく収められゴールもお見事。
年齢を感じさせないプレーの質。
Jリーグにいる現役選手の中ではトップの選手であるとあらためて認識。

また、山口選手、扇原選手と手堅いベテラン層も疲れを見せるどころか、終始動きが良かった。
フルタイム出場の神戸DF本多選手は動きまくりで、ユニフォームが汗まみれでエラいことになっていましたが、堅い動きができる選手だと感心。

相手の選手の動きに集中する試合などあまりないが、そうせざるを得ないほど子供と大人の差を実感した内容でした。

後半実力差が出たサンフレ
結果は1-3と完敗

後半出場の広島 中島洋太朗選手はマルコスから難しいパスを受けて前進するなどキラッと光るプレーぶりを見せてくれたのが唯一の救い。
しかし、まだ守備面などでは経験不足もあり、長い目で見ていきたい選手。
この試合を全体通してみた場合、奮闘ぶりを感じたのは新井選手。

やはり、怪我から復帰できていない荒木選手、海外移籍をした川村選手の穴がいかに大きいか。
これが現実。

今期まだモチベーションが保てる試合はルヴァンカップと天皇杯。
しかし、今日の試合ぶりだと勝ち上がるにはかなり難易度が高いが、立て直しを図れるチームだと思うので応援は続けていきます!

22節 他会場の結果踏まえて上位陣順位は変動しなかったのは救いでした。

試合後選手挨拶 静かなゴール裏

●超残念会は愚痴大会

今日の残念会は広島で仕事終わりの方と。
愚痴を聴いてもらう超残念会 笑

午前様になってしまい、はじめて人の気配がしない広島駅を体験しました。

明るい連絡通路は深夜でも開放されていて、新幹線口まで渡れて一安心。
広島駅周辺における深夜帯の利便性や安全性は格段に高まっているといえます。

今後の駅周辺の変貌ぶりも機会あればお伝えしていきたいと思います。

深夜の広島駅

●試合翌日、羽田空港は大混乱

ちょうど東京都心一帯がゲリラ豪雨に影響を受けていた時間帯、羽田空港や羽田上空は大混乱。
着陸できず待機していた飛行機群や着陸しても離陸しない飛行機が駐機場に待機。

私の機も滑走路上で着陸後2時間待機という事態に見舞われました。

・機内の方はかなり待たされたが騒がずじっと待っていた
・着陸後シートベルトサインは点灯したままだったが、CAさんの判断でトイレは開放された
・また、通常あり得ないが、座ったまま携帯で通話してかまわないというアナウンスがあり、助けられた方が多かったと思う
・お茶や水、飴など配布していただけた

など、航空会社での機転を利かせた対応ぶりに感心しました。また、ほぼ満席だった乗客も騒がずじっと待ち続けたのは素晴らしかった。

皆さんに共有したく、追記いたしました。

混乱の羽田空港 滑走路