見出し画像

人を引きつけるコツは、伝える内容を3つに絞ること~一発OKのプレゼン術

福田ダイスケです。

ーー孫正義にプレゼンで一発OKをもらい続けたオトコ。

前田鎌利さんのキャッチフレーズとして私のアタマの中に残っているワードです。(実際とちょっと違ったらすみません)

前田さんはソフトバンクなどでのキャリアを活かして多くの「プレゼン」「パワポ術」の本を出版されている有名な方。私も数冊持ってます。

その方が福井県で「子供プレゼン教室」なるものをオンライン(Zoom)で開催したーー

そんなニュースが飛び込んできました。

オイオイ!オンラインならうちのちびっこも参加させたかったぞ?!笑

うちの子供どころか、夏休み中のプールにも行けない全国の小学生たち全員にうけさせたほうがよかったんじゃないか!?福井県!!
(福井県が主催ではないが福井県にぶつけてみる)

今日はその「こどもプレゼン教室」で紹介されたメソッドについて。

こどもプレゼン教室とは

「こどもプレゼン教室」は、【一発OKオトコ】前田さんが代表理事を務める一般社団法人プレゼンテーション協会と福井新聞社が協力して8/23に開いたオンラインイベント。

福井県で開催の理由は、前田さんが福井県鯖江市(さばえし)出身のため。

子どもたちに伝えられた内容

前田さんから子どもたちに伝えられたのは以下のような内容。

物事を伝える際に「たくさんのことを言われても相手は覚えられない」と説明し、内容を三つに絞ることや興味を持ってもらうためにポイントになる数字を示す方法を披露した。(福井新聞より)

そうそう!「3つ」なんだよ。人が覚えられる内容は「3つ」が限界。

そのエッセンスを前田さんから教えてもらい、しかもその場で「自己紹介」を3つの「数字」でやってみる体験までできるとは・・。

最初、(自己紹介を)好きなことや得意なスポーツなどを数多く表現していた参加者は、前田さんからアドバイスを受けると、頭を悩ませながら数字を使って端的に表現するように。用意した紙に「7」「4」などと大きく書き込み、「お絵かきファン歴」「きょうだいの数」「スイミング歴」などと言葉を絞って説明文を添えた。(福井新聞より)

う、うらやましいぞ!福井県の一部の小学生!ww

Photo:福井新聞サイトより

普段から「3」を意識

実は私もプレゼンテーション資料では「3」をかなり意識しています。

・資料で伝える箇条書きメッセージは「3つ以内」
・パワポの1スライドで伝える要素は「3つ以内」

これだけは決めてます。

もし4つ要素があるとすれば、それはまだ「絞り込めていない」と思ったほうがよいです。

どれかとどれかは結合できる。そう強制的に思うことで「3つ」にできます。

大人にも教えたほうがいい内容

この前田さんのレッスン、大人にも教えたほうがいい内容だと思います。なぜなら、日本人はあまりにも「プレゼン」を教えてもらってきていないから。

「プレゼンなんて、会社でやってれば身に付くものさ」と思うかもしれません。いやいや。これが、びっくりするぐらい身につかない。上司もやり方を言語化できてないから、いつもざっくりで的を得ない指摘になる

1枚の紙に7つくらいPR要素のある、ごちゃごちゃしたプレゼン資料、社内で見ません??

思い返してください、小学校、中学校、なんなら高校時代。

・【算数】穴埋めの計算問題
・【国語】この人物はこのとき何を思っていたでしょう?
・【社会】鎌倉幕府ができたのは何年?
・【理科】次の図のうち、夏の空の星空はどれ?

この授業・入試でプレゼン能力身に付くはずないよね・・。

極論言っていいですか。ぜんぶ、AIにとって変わられるスキルを一生懸命やってるのが日本人。

プレゼンは小学校で必修科目化したほうがよい

プレゼンは、義務教育で必修科目化したほうがいいです。それくらいやらないと、絶対にやらないし、身につかない。

・自分が何を考えて生きているのか
・何が好きなのか
・今度の運動会で頑張りたいことは何か

そんなことを自分のアタマで考え、みんなの前で「発表する(=プレゼンする)」ことは「恥ずかしいこと」のような雰囲気ってありませんか?教室に。

欧米の子たちがガンガン、毎日やっているのに。

日本人はいいものを作っても、いいことを考えても、「人に」「いいものだよ」「おれはこう考えてるよって」って伝えられるスキルが足りなすぎる。

誰もやらないならオレがやる

いろいろ書きましたが・・

そんなに熱く「こども時代からのプレゼンスキル向上」が必要だ思うなら、私がやればいいんじゃないか??

書いているうちにそう思い始めました。

「プレゼン」について、独自の小学生向けのプレゼン・プログラムを作ればいいんだ。それをZoomで全国の小学生やその親にレクチャーする。

それと・・・一応、前田さんの「一般社団法人プレゼンテーション協会」のページは見ておこう・・同じようなことやってるかもしれないし。

https://presen.or.jp/

拝見したところ、社会人向けのプレゼンスキル向上のためのセミナーなどが多そう。

あと、すごい。今回の本筋とは関係ないけど、ちゃんと「資格(検定試験)」を用意。「プレゼン」を検定ビジネスにしてちゃんと協会としてスキームが回るように工夫してらっしゃる。協会ビジネスとしても、非常に参考になります。弟子入りさせてくれないかな?前田さん。

前田鎌利さんのnote

今回ご紹介させていただいた前田鎌利さん、noteをやってらっしゃいました。

しかも・・「マジックナンバー3のジレンマ」というビジネス短編小説まで書いてらっしゃる・・。

「3」もナカナカ奥が深いですね・・・

この記事が参加している募集

#習慣にしていること

130,458件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?