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【調べて考えてみた】新型コロナウイルスのワクチン接種について(2021年8月21日時点)

新型コロナウイルスのワクチン接種の現状

首相官邸や厚生労働省の情報をまとめている日本経済新聞(日経ビジュアルデータ)によると、新型コロナウイルスのワクチン接種率は次のようになっている。(2021年8月19日時点)

【総人口】
■少なくとも1回接種:51.3%
■2回接種:39.7%

【65歳以上】
■少なくとも1回接種:88.8%
■2回接種:65.4%

【12歳~64歳】※都道府県により差がある
■少なくとも1回接種:18.8%~41.0%
■2回接種:6.5%~23.8%

データ元:日経ビジュアルデータ「チャートで見る日本の接種状況 コロナワクチン」

考察

厚生労働省が公表しているように、"重症化のリスクが高い方を優先するという基本的な考え方"には則しているが、重症化リスクがある人が軽症で済んでしまう世代に接する機会は避けられないだろう。

不要不急の外出・訪問などにより、ワクチン接種をしたくてもできない軽症で済む世代と接してしまう可能性がある。

働き盛りの世代とワクチン接種

総務省統計局の調べによると、2020年9月15日現在の総人口に対する高齢者と子どもの割合は、高齢者(65歳以上)が28.7%、子ども(15歳未満)が12.0%と報告されている。
残りの59.3%が15歳以上64歳未満ということになり、働き盛りの世代にあたる。

総務省統計局(PDF)

考察

働き盛りの世代のワクチン接種率は、2021年8月19日時点で50%以下であることから、いまだに多くの人がワクチンの接種や予約ができないまま、仕事や家事などをしている。
いつ・どこで感染してしまうかわからない新型コロナウイルスの感染を抑えるためには、移動したり、人に接したりすることが多い世代の対応をしなければ、無症状のうちに感染を広めてしまう可能性があるといえるだろう。

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