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病院は、病気になるために行くところ。

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おはようございます。当コラムは、美容と健康に関心のあるすべてのビジネスパーソン、ご家族の健康を守るかた、自分の健康を第一に考えられるすべての方々へ最新科学に基づく健康情報を、わかりやすく、かつ科学的根拠をもってお届けします。

私の深い医学知識から生み出されるコラムを通じて、皆様の日々がさらに豊かになることを願っています。

現在の情報の海はフェイクニュースに満ちており、SNSやメディアが生み出す医療情報の迷宮から、皆様を導き出すことが私たちの使命です。

日本において、「風邪を引いたら、直ちに病院へ」という考え方が根強く存在しますが、これは全く効率的ではありません。風邪を引くことは極めて日常的な現象であり、多くの場合、自己免疫システムによる自然治癒が可能です。では、なぜ多くの人が風邪の際に医療機関を訪れるのでしょうか?
それは、前回コラム同様「薬によって病気が治る」という誤った信念に基づいています。

しかし、科学的に見ると、現代医学では風邪を根本的に治療する薬は存在しません。医師ができるのは、診断と症状の緩和に向けた治療のみです。
真の治療は、体内の免疫システムの役割です。
免疫システムは、病原体を排除し、病気から回復するために重要な役割を果たします。風邪の症状(くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、咳、喉の痛み、発熱など)は、体が病原体と戦う免疫反応の一部です。

特に問題となるのは、解熱剤の使用です。発熱は、免疫システムが病原体と戦うための自然な反応であり、体温の上昇は、病原体の活動を抑制し、排除を助けます。解熱剤によって一時的に症状を抑えることができるかもしれませんが、これは免疫システムの働きを弱め、病気の回復を遅らせる可能性があります。

医師が解熱剤を処方する主な理由は、極端な高熱が脳細胞に損傷を与える可能性があるためです。しかし、健康な成人であれば、体温が39度までの発熱は自然な免疫反応であり、適切な休息と水分補給で自宅で管理することができます。

新型コロナウイルスの流行を経て、私たちは免疫力を高めることの重要性を再認識しました。基本的な感染防御策(マスクの着用、手洗い、うがいなど)を続けること、バランスの取れた食事、十分な睡眠、定期的な運動を心がけることで、免疫力を強化し、病気に負けない体を作ることができます。

このような生活習慣は、新型ウイルスだけでなく、他の病原体との共存を可能にし、健康的な体と心を維持するための基盤となります。

これからは、科学に基づいた正しい知識と行動で、健康で充実した人生を手に入れましょう。

現代の混乱した世界で、私たちは何をすべきでしょうか?

生きる意味を再考するこの時期、私たちの健康観も新たな視点から見直す必要があります。
そこに寄与できるよう、みなさまに有益な情報を届けていきますのでぜひフォロー、スキをよろしくお願いします。

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