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3組に1組が離婚する。

結婚した夫婦の3組に1組が離婚すると言われています。

皆さんはこの数字についてどう思いますか?
少ない?多い?まあそんなものでしょう…などなど
意見が別れるかと思います。

離婚にはそれぞれの事情があると思うので、意見を述べるつもりはありません。良いとか悪いとかはご本人にしかわかりません。

ですが、離婚をするために結婚するという方々は居ないと思います。
新郎新婦たちに幸せが続くように、ブライダルの現場で私が質問として投げ掛けていたことを、これから結婚を考えている方々に向けてお伝えしたいと思います。よかったらお二人で話し合ってみてくださいね。


最初の質問
おふたりはどのような家庭を築きたいと思っていますか?

結婚を決めたときにどのような家庭を築きたいかという話しはおふたりでしますよね。「温かい家庭」、「笑いの絶えない家庭」、「愛の溢れる家庭」、「早く帰りたくなる家庭」、「世界一居心地の良い家庭」、「毎日がお祭りのような明るい家庭」…などなど幸福感いっぱいの家庭像が出てくるでしょう。おふたりがやっぱりこれだよね〜と納得満足できる家庭のあり方を明確にしましょう。
おふたりが目指し実現したい家庭像をこの機会にじっくりと話し合ってみてください。

映画や小説、ドラマ、知り合いや友達など理想とする家庭像から探してみるのも良いと思います。

これからおふたりで築いていく家庭のカタチをこの時点で話し合っておくことはとても大切なことです。


次の質問
理想とする家庭像を築くために、おふたりの関係はどのようであるのが良い思いますか?

理想とする家庭はおふたりの努力が有ってこそ成り立つものです。
「おじいちゃん、おばあちゃんになっても手を繋いでいたい」、「思いやりを持った関係でいたい」、「愛の言葉を毎日囁けるぐらいラブラブ」、「恋人感覚を忘れない」…などなど聞いているこちらが恥ずかしくなるような関係性が出てくることでしょう。お互いが理想とする夫婦像は、恋人のときに話す機会も多かったと思いますが、結婚の手前であるこのタイミングで話し合ってください。

ポイントは繰り返しになりますが、理想とする家庭像を実現させるためにふたりでつくる夫婦のカタチは何かという視点で話すことです。


最後の質問
理想の夫婦のとなるために、おふたりそれぞれが行うべきことや努力することは何ですか?

理想とする家庭を築くためには夫婦の努力が必要です。そして理想とする夫婦になるのにもどちらか一方だけの努力では困難です。まずは、自分は何を行うべきなのかを一人で考えて相手に伝えてみましょう。そして、お互いにして欲しいことを話し合うことも大切です。理想とする家庭をつくる最初の一歩です。もし価値観のズレが有ったとしても、ラブラブなお二人ですから乗り越えやすいはずです。こんなはずじゃなかったと後々で後悔しないようにじっくり話してみてくださいね。


決め事を作るのが好きではない、堅苦しいからイヤ、相手に嫌われそう、結婚生活を送る中で決めていけば良いと思う、欧米の結婚契約書じゃないんだから…否定的な方も、決めたけどダメだったよ、なんて方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。強制はもちろん一切いたしません。おふたりが必要だと思っていただけたら話し合ってみてくださいね。


企業で人材育成や組織開発を行なっていると、頻繁に課題として出てくるのが「ベクトル」の不一致。これが運営に大きな支障をきたすことは組織にいらっしゃる方であればお分りいただけると思います。社会の最小単位が夫婦であるとよく言われるように、同じことが家庭でも起きる可能性は大です。
会社組織なら見えるけど、夫婦になると見えにくい…そんなものですよね。

詳細は今後、お話ししていきます。お楽しみに!
今回も最後までお読みくださいまして誠にありがとうございました。



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