見出し画像

古都バクタプルでの2つの誤ち

みなさん、こんにちは!
安田拓歩です!

今回は僕のネパールでの
失敗とそこからの気づきについて
お話しようと思います!

失敗談というより、
反省話になるかもしれません


ネパールには
ピンク色の綿菓子を売り歩いている
子どもがたくさんいます

友達とバクタプルを歩いていたとき
その綿菓子売りの少年が声をかけてきました

僕は食べたくなかったので
「いらない」とジェスチャーをしました

それでも5分くらいついてきたので
「パイサ チャイナ(お金ないんだ)」
と言いました

しかし、
僕のバッグのメッシュポケットに50Rs.が見えるように入っていて

少年はそれを指さして
「パイサ チャァ(お金あんじゃん)」
と言いました

なんとなく、綿菓子が1ついくらか尋ねてみると
50Rs.だと答えてくれました
相場は20〜30Rs.くらいです

でも本当に食べたくなかったので
高いやら、なんやら言って
離れていくのを待っていましたが

諦めてくれる様子ではなかったので
結局、50Rs.を渡しました

でも、本当に食べたくなかったので
綿菓子はもらいませんでした

この体験の中で
僕は2つの誤ちを犯してしまいました

1つは
値段を聞いたのに買おうとしなかったこと
です

少年からすれば
値段を聞かれる=買ってもらえるかも
と思うと思います

僕は少年の期待を踏みにじってしまいました

もう1つは
綿菓子をもらわなかったこと
です

少年の雇用形態はわかりませんが
「綿菓子売り」という商売をしています

少年が心から「綿菓子を買って食べて欲しい」と思って売っていたのだとしたら

僕は少年の思いと商売人という個性に対して
無礼を働いてしまいました

話は違いますが
ストリートチルドレンと呼ばれる子どもたちに
お金をあげるか、あげないかについては
賛否両論あります

しかし
1番やってはいけないことは
明白じゃないでしょうか

僕のこの体験からの考えは
期待に対して応えようとしないこと
または
応えられない期待をさせないこと
の2つです

今回の場合
綿菓子売りの少年の立場に立って考えて
いらないなら、いらないという態度で一貫し
お金を払うなら綿菓子をもらうべきでした

当時、考えが至らなかった自分に
腹が立って仕方ありませんが
それも僕だったので受け入れることにします

そして、
これからは同じ誤ちを繰り返さないようにしていきます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?