Tatsuro

CSCS(トレーニングコーチ)として東北の地で活動中。過去に高校、大学野球、大学ラグビ…

Tatsuro

CSCS(トレーニングコーチ)として東北の地で活動中。過去に高校、大学野球、大学ラグビー 、高校女子バスケを指導してました。現在は野球中心。エビデンスというより経験や感じたものをnoteに綴っていこうと思います。

最近の記事

選手との関係性

今日は選手との関係性について、考えてみたいと思います。 上記のような対象者とはどのような関係性でいるかは、各コーチのフィロソフィーが大きく関与してくると思います。 僕が高校生の頃(十数年前)は、監督、コーチの言うことは絶対で、対象者である選手が持っている感覚は置き去りにされていたことが主流ではなかったかと思います。つまり、指導する側が上に立ち、指導される側はその指導を言われるがままにやり、違うと思ってその指導を聞かない選手は自分勝手と烙印を押されました。 好きな競技も高

    • コーチングの仕方〜内的、外的フォーカス編〜

      こんにちは。今日はコーチングの仕方が与えるパフォーマンスの影響についてです。指導者は、普段教えている方法がその選手に段階を把握しきれなかったり、注意する点を与えすぎる事でパフォーマンスが落ちることも理解していかなければ行けません。 2つの分類があるさて、選手に対して指導するにあたって、今回のタイトルでも触れたようにコーチングの仕方で2つの分類があります。 内的フォーカスとは、身体の中に意識をおいて動作を行うことです。 例えば、「スクワット動作をする選手に姿勢はニュートラ

      • ディトレーニングを抑える

         普段トレーニングや、運動をしている方がそのような活動をやめる事で、様々な能力が落ちます。このことをdetraining(ディトレーニング)といいます。 今、休校で部活動が出来なかったり、アスリートも活動場所が限られる事でこのような事が様々なヒトに起きています。これは運動をしている方だけでなく、テレワークが進む事で日常の活動量が減る事で一般のヒトにも起きてきている問題だと思います。   しかし、悪い話ばかりではありません。自重トレーニングや運動量を確保する事でそのディトレ

        • 活躍できる選手のスケジュール管理

          今回は活躍できる選手のスケジュール管理について触れたいと思います。 トレーニングなどは情報も多く、選択を間違わなければ多くの人が有益なトレーニングをしていると思います。そこから良い指導者に巡り逢うなどその他の要素もありますが、今回は自分でもコントロール出来ることに触れたいと思います。 結果から言うと、良い選手、活躍できる選手と接していると、その日にやるべき事がフィールドに来る時には決まっていて、無駄な時間が少ないです。一方で、若い選手にありがちですが、なんとなく皆がいく時

        選手との関係性

          特異性トレーニング

           特異性トレーニングとは、そのエクササイズと競技動作の2つの類似性の程度が高いものを言います。  一方で、ストレングストレーニングは生理学的な負荷により筋肥大や筋力の向上、また基礎的な動作パターンを学ぶことで、出力発揮の効率化や障害予防にも役立ちます。今となっては、若い高校生などのジュニアアスリートにとっても必須のトレーニング方法ではないでしょうか。  ストレングストレーニングを行うことで、野球でいえばスイングスピードが向上したり、球速が上がるというようなことがあるかもし

          特異性トレーニング

          走ることの意味って?

          さて、今回のトピックみなさんはどう思いますかか?  走るということは簡便性がり、これといった機材も必要ないので、誰でも運用しやすい反面、安易に選択してしまうコンディショニング、トレーニングではないでしょうか。今回は走るということについて再考していきます。 海外のトレーニングコーチの考え MLBのトレーニングコーチとシーズン中のコンディショニングについて話を聞いたことがありますが、『一番良い無酸素性トレーニングはwork outをすること』と言っていました。違うチームのトレ

          走ることの意味って?

          生もので難しいw-up

          はじめにCSCSのTatsuroです。 noteでの初投稿になります。若手から中堅になりつつあるので、まだまだ若輩者でありますが、少しずつアウトプットの機会を増やしていこうと思います。いろいろな考えがありますが、“個人解”として伝えていこうと思います。 w-up前、それぞれの準備まず、選手各々が全体のw-up前に必要な事を行います。チームが提供するものや、各々が必要なものをやっていたりします。  僕は野球チームに所属しています。コンタクトスポーツでない分、選手がダメージを受

          生もので難しいw-up